嵐の二宮和也が、5日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。日本アカデミー賞の授賞式について、過去のエピソードを披露した。

映画『ラーゲリより愛を込めて』で、第46回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞に選ばれた二宮。今月10日には、授賞式が行われるが、「すごいですよね。でも、僕は、基本的に端っこの方にいると思います」と吐露。その理由について、「あるあるなんですけど、演者の中で『ラーゲリ』は僕だけなんですよ。例えば、『ある男』とか『月の満ち欠け』なんかは、何部門も取ってるから、テーブルが一緒になるんですよ。でも、俺は一人だから。一人で呼ばれた人たちの集合体みたいなテーブルがあって。端っこに」と打ち明けた。

また、二宮は、過去の授賞式を回顧。「『散り椿』がいろんな賞を取ってて。一席空いてたんですよ。俺、そこに滑り込んで、『散り椿』みたいな顔して座ってたんです。あたかも、“俺も出てました”みたいな(笑)。だから、岡田くんとヒデ坊と3人で座ってて」と、岡田准一や西島秀俊と同じテーブルに座っていたことを告白。優秀助演男優賞を受賞していた二宮と西島だったが、最優秀助演男優賞の発表になると、同作の木村大作監督が、「二宮くんが取るのかなぁ……」とつぶやいていたそうで、「これはマジで取れないなって(笑)取ってここに帰ってくることはできないだろうと思ってたら、桃李が取ったんで。『おめでとう! よかった!』って。『そうか、松坂くんか~』って言ってて、“あぶねぇ~”みたいな」と苦笑しながら振り返った。

続けて、「だから、席の妙みたいなのがあるんですけど。同じチームは同じチームで固まってくれた方が、テレビ的にも撮りやすいだろうし。でも、そこでしか会えない人たちもいるんで。我々は、端っこの方でひっそりしてますけど……」と語った二宮。「受賞された方々が、L字のところを歩くみたいな。その周りにお客さんがいらっしゃるみたいな感じだったんじゃないかな?」と話しつつ、「テレビでもやるんじゃないですか? ぜひね、現場に来れない方は、見ていただければと思いますよ」とアピールしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。