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【この記事のエキスパート】
フードアナリスト/食育スペシャリスト:とけいじ千絵
「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する食のスペシャリスト。
専門は、味覚&食育。企業の商品開発、飲食店コンサル業務の傍ら、「味覚」に特化した新しい食育に取り組む。
特に、離乳期・幼児期から味覚を育てることを目的とした「子どもの味覚の育て方」講座は、毎回募集開始すぐに満席という予約のとれない講座として人気を博し、情熱と理論を携えた独自の視点での講座は、多くの父母から支持されている。
現在は、セミナー講師、保育施設給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。企業向けのセミナー・研修、大規模講演も大変好評である。
生後5カ月になると離乳食デビューを考えるママやパパも多いはず。できるだけ手作りをしてあげたいのが親心ですが、忙しかったり調理するのがめんどうに感じたりすることもありますよね。この記事では、5カ月向けベビーフードの選び方とおすすめ商品を紹介します!
生後5カ月の離乳食の進め方とは?
「そろそろ離乳食をはじめようかな」と思ったとき、まずはなにからどうやってあげればいいのか悩みますよね。
離乳食スタート時は、まずは1日1回から。授乳タイムの1回を、離乳食の時間に置き換えます。生後6カ月になるまでの1カ月間は1日1回食を。生後6カ月以降は、様子をみながら2回食に増やしていきます。
最初にあげるものは、食材をなめらかにすりつぶした状態からはじまるので、ママやパパ自身で手作りするのはなかなか手間がかかるもの。どんな状態がよいのか判断に迷うところもあると思うので、賢く市販のベビーフードを頼っていきましょう。
【エキスパートのコメント】
ストレスなく離乳食を進めていきましょう
生後5カ月ごろの赤ちゃんのベビーフードは、食材をすべてすりつぶしてペースト状にしなければならないので、離乳期でとくに大変な時期です。
また、生まれてはじめての「食べる練習」をするため食べる量も少ないですし、すべての赤ちゃんがスムーズに離乳食を口にしてくれるわけではありません。
離乳期初期こそベビーフードをうまく取り入れて、親子ともにストレスなく離乳食に慣れていけるようにしましょう。
【離乳食初期】
5カ月向けベビーフードの選び方
まずは、5カ月向け市販離乳食を選ぶときのポイントを解説していきます。食育スペシャリストのとけいじ千絵さんのアドバイスとあわせてチェックしてみてください。
まずは商品の対象月齢「5カ月~」をチェック
赤ちゃんの月齢によって適切な食材や食感は異なるので、ベビーフードのパッケージには対象月齢が表示されています。まずは、パッケージに「5カ月から」と書いてあるかどうかチェックしましょう。
段階に合わせて適切な食材を選ぶ
離乳食スタート時は、必要な栄養は母乳やミルクから摂取する時期。このころに離乳食をあげる目的は、母乳やミルク以外の食材を舌に触れさせ、慣れてもらうこと。
そのため、5カ月のフェーズでは栄養を気にするよりも段階に合わせてあげやすい食材を選んでいきましょう。
基本は「つぶしがゆ」からスタート
まずは、赤ちゃんも食べやすい「おかゆ」からあげていきましょう。はじめのうちは1回につきひとつの食材を試していきたいので、野菜がゆやダシ入りではなく、シンプルなおかゆがベターです。
手作りをする場合は、「10倍がゆ」といってお水とお米の割合を10:1で作ったものから始めますが、さじ加減はなかなか難しいもの。できるだけ手作りをあげたいママも、まずは市販のおかゆに頼ってみておかゆの状態を探ると参考になります。
慣れてきたら野菜や豆腐、お魚なども取り入れて
おかゆに慣れてきたら、野菜や豆腐、お魚などほかの食材の舌触りにも慣れさせていきましょう。ただし、一度に何品もあげるのではなく、ひとつずつ食材を増やして様子を見てあげてくださいね。
【エキスパートのコメント】
5カ月の赤ちゃんは、とにかくたくさんの素材の味を経験して、脳に味覚情報をインプットすることが大切です。そのため、大人が苦手な食材やふだんはなかなか食べることのないような食材も、バラエティ豊かに経験させたいもの。そんなときにもベビーフードが便利です。
たとえば、栄養満点のレバーは下ごしらえが大変ですし、魚は調理しなれていない人もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような食材は、ベビーフードで食べさせてみるのがいいでしょう。
ベビーフードのタイプで選ぶ
市販のベビーフードは、カップ容器に入ったタイプ、瓶タイプ、パウチタイプや粉末タイプなどとパッケージの種類が豊富です。まずは以下の診断チャートでぴったりなタイプを見つけましょう。
はじめて食べ物を口にする赤ちゃんにとって、ひとくちはとても大きいもの。最初はスプーンひとさじからはじめるように、まずは少量からのスタートになります。
フタを開けたら早めに食べきりたい瓶タイプや、一度にたくさん入っているレトルトタイプなどはママにとっては使いにくい場合がある点に注意しましょう。各タイプについては、以下でくわしく解説していきます。
粉末・フリーズドライタイプ|必要な分だけ調理でき便利!
粉末タイプやフリーズドライタイプは、必要な分だけ器にとり、お湯を注いで調理をするタイプ。作る量を調整できるので、5カ月の赤ちゃんにぴったりです。
開けたらすぐに食べさせられるタイプではないので、とにかくパパっとあげたい方には不向きな一面も。最近は外出先のベビー休憩室に調乳用の湯沸かし器が置いてあるケースもあるので、外出先でもこのタイプを使いたい方は調べてみるといいでしょう。
瓶・レトルトタイプ|調理不要だから外出先で活躍
瓶詰めタイプやレトルトパウチのベビーフードは、なんといっても開けたらすぐに食べさせられる手軽さが魅力。忙しいときの救世主的存在です。どちらも外出先におすすめですが、とくにレトルトパウチタイプはかさばらないのでマザーズバッグにもINしやすいですね。
ただし、前述したように5カ月の赤ちゃんでは食べきれない場合が多いのもこのタイプ。一度開けてしまった離乳食の食べ残しを保存したい場合は、開封後すぐに一食分ずつ小分け冷凍するなどの手間がかかります。
【エキスパートのコメント】
これらのタイプは、スプーンひとつ持っていけばかんたんに食べさせてあげることができるのもうれしいポイント。
瓶詰めタイプは、素材をそのまま味わえる商品や、主食、おかず、デザートなど種類が豊富なのもうれしいです。