コネヒトは、20〜30代の子育て世代を対象に「子育てと仕事に関する調査」を実施した。同調査は2月16日〜2月28日の期間にインターネット調査にて得た3,389件の有効回答によるもの。
評価ギャップを感じながらもリスキリングなどに取り組んでいない理由を聞いたところ、27.6%が「お金がない」と回答した。
1月に岸田文雄首相が「育児中などさまざまな状況にある人たちの学び直しを後押しする」と答弁したことを受けて、SNSでは「育児の実態をわかっていない」「リスキリングなんて無理」という意見であふれた。
一方、今回の調査結果から「子育て世代もリスキリングの意欲はあるが、経済的な課題があるために実施できていない」ことが判明した。つまり経済支援こそがリスキリング推進の決め手であるという示唆が得られた。
今後は、国がリスキリング意欲のある個人へ直接経済支援をする、企業が従業員にリスキリングの機会を提供するなど、個人任せでなく国・企業・個人の三位一体で推し進めることが必要だ。