ナイルは3月2日、共働き夫婦の「仕事のある日の夕食事情」に関する調査結果を発表した。調査は2月13日~20日、全国20~50代の既婚・就業者1,754名(男性872名、女性882名、各年代417〜449名)を対象にインターネットで行われた。
夫婦共働きと回答した1,443名に対し、「仕事のある日の夕食はどのように用意していますか?」と尋ねたところ、「妻が作る」が圧倒的に多い85.7%。次いで「夫が作る」(23.6%)、「コンビニ・スーパー」(19.7%)、「冷凍食品・レトルト」(18.9%)、「外食」(17.8%)と続いた。
年代別に見てみると、40~50代の方が20~30代よりも「妻が作る」と回答した人の割合が多い。また、30代は「冷凍食品・レトルト」「テイクアウト」「デリバリー」「宅配弁当」の割合が他年代よりも多く、自分たちの手間を減らす手法を選択する傾向に。
さらに、子どもの有無別にみると、子どもがいない世帯の方が「妻が作る」の割合が小さく、「夫が作る」の割合が大きくなり、「外食」の割合も多いのが特徴的。一方、子どもがいる世帯では「夫・妻以外が作る」の割合が大きいことがわかった。
次に、共働き夫婦である人に対し、「ご夫婦ともに仕事のある日の夕食に関して、どのような悩みがありますか?」と質問したところ、「料理をする気力がわかない」(39.6%)、「献立を考えるのが大変」(37.6%)、「料理をする時間がない」(35.1%)が上位に。また、「料理をする体力がない」という人は24.5%にとどまり、体力よりも“やる気”の問題と感じている人が多いことがわかった。