パスクリエイトは3月1日、シリンジ法キット「meeta(ミータ)」購入者の実態に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2021年2月17日〜2023年2月25日、同期間にキットを購入した妊活中の女性659人を対象に行われたもの。
シリンジ法とは、家庭内で男性が採取した精液を、シリンジ(針のない注射器のようなもの)を使って、女性自身が自ら腟内に注入する、何らかの理由で性交が難しい夫婦を対象とした自宅で可能な妊活方法となっている。
まず、回答者のうち約6割が「過去に治療をしていた」「現在治療中」である事が分かった。内訳としては「タイミング法」が25%、「人工授精」が12%、「体外・顕微授精」が5%、「治療おやすみ中」が16%であった。
シリンジ法キット購入理由は、大きく分けて多い順から「タイミングの問題」「回数を増やしたい、確率を上げたい」「性交そのものが難しい」の3つとなる。
また、精神面・肉体面から性交そのものが難しい・苦手な方も16%となっている。
同キットは、病院での不妊治療とも併用し、少しでも妊娠の確率を上げたい状況も分かってきているとのことで、共働きでタイミングが合わない、複数回タイミングを持つことが難しい夫婦の妊活サポートアイテムとして購入されている。