「ガリガリ君」が約20年ぶりのリニューアルだと……!
パッケージとアイスが新しくなった「ガリガリ君ソーダ」「ガリガリ君コーラ」「ガリガリ君グレープフルーツ」が3月中旬より全国で発売されます。今回、編集部ではリニューアル前と後の「ガリガリ君ソーダ」を入手。せっかくなので比較レポートをお送りしたいと思います。
リリースによれば、アイス内の大きな氷の割合を増やすことで、従来よりも爽やかな後味に仕上げているとのこと。ガリガリ君はそもそも不純物のない「純氷」を削り、シロップと混ぜ合わせてアイスの中に詰めた商品なのだそうで、素材のうちの“ガリガリ”する部分、すなわちかなり重要なパーツに手をつけたことになります。楽しみだけど、大好きなガリガリ君が大きく変わっちゃってたらどうしよう……!
パッケージをチェック
まずは新旧ガリガリ君ソーダのパッケージを並べてみました。ぱっと見、ほぼ同じにしか見えなくて困惑したのですが、よくよく観察すると細かな違いが。一番わかりやすいのは、リニューアルコンセプトでもある「こだわり抜いた氷の粒。」の文字です。コンビニなどで「これは新旧どっち?」とわからない場合は、右上にこの文字があるかどうかをチェックすると良いでしょう。
他にも「ガリガリ君」ロゴの清涼感が増していたり、「ソーダ」のフォントもかなりシンプルになっていたりしますね。少年の口内のイラストも氷を強く意識したものに変わっています。間違い探しみたいだな。
実食!
食べてみました。従来のガリガリ君ソーダを食べてから、リニューアル後のものを食べてみると……。おおっ! これはたしかに違う! 明らかに違います。従来のものは、細かな氷がサラサラ〜っと口内に残るような後味がありますが、新生ガリガリ君ソーダは、大きな氷をガリガリした後にスッとフェードアウトするように消えていきます。
断面には、キラキラとしたかき氷が光って見えます。氷のサイズがまばらだからか、光り方も濃淡があるように感じて面白い。
リニューアル前と後、食べ比べてみた筆者の感想は、「後味がたしかに違う」でした。中身を大きく変えずに「こだわり抜いた氷の粒」というコンセプトを際立たせる、なんとも絶妙な改変と言えましょう。どっちが好きかと言われたら、正直どっちも大好き……併売してほしいぐらいの気持ちなのですが、今後はこの新生ガリガリ君と共に厳しい夏を乗り越えていきたいと思います。