日本テレビでは、東日本大震災から12年となる11日に『NNN特別版 every.×バンキシャ! 3.11から12年 いのちを守る新知識』(14:30~)を放送する。
災害が起きたとき、どうしたら自分と大切な人の命を守ることができるのか。番組では、『news every.』の藤井貴彦キャスターと、『真相報道バンキシャ!』の桝太一キャスターが“いのちを守る新知識”を伝える。
断水時でもトイレで困らないためのある小さな備えとは。地震がなくても津波が発生する、首都圏の地震で“群集雪崩”が起きる恐れがある…研究により分かってきたことも。
そして藤井キャスターと桝キャスターは被災地の今を取材し、当日も現地から中継で伝える。藤井キャスターは宮城・南三陸町へ。被災地に芽生えつつある新しい動きを取材した。
桝キャスターは“処理水放出”のタイミングが迫る福島へ。第一原発の内部で何が起きているのかを取材している。
コメントは、以下の通り。
■藤井貴彦キャスター
「避難訓練に参加する人が少なくなってきたんです。」被災地で聞いたこの一言に、12年という時の長さを感じます。
災害から自分を守れるか、自分の子供を守れるか。心に問いかける回数が少なくなっていませんか。
大きな地震はいつやってくるかわかりません。だからこそ今、身の回りの安全をアップデートしておくことが大切なのです。
私たちの放送や提案がそのお役に立てれば幸いです。
■桝太一キャスター
震災から12年。日進月歩の科学技術は、“いのちを守る”ための新しい選択肢を生み出し、私たちに提示してくれています。
でも、いざという時にそれを使うのは人間、決めるのも人間。
どんなに進んだ科学も技術も、私たち一人一人の心の中にまで届いてこそ、力を発揮できるものです。
この番組を通して、最新の知識を皆さんの心へしっかりお届けできるよう、お伝えして参ります。