主婦の友社は3月2日、「はじめてママ&パパの1・2・3才 イヤイヤ期の育児」(1,650円)を発売した。
同書は、1歳半から3歳までにあるとされる"イヤイヤ期"と呼ばれる時期を乗り切るための知恵とコツをまとめた1冊。
"イヤイヤ期の3大お悩み"である「寝てくれない」「食べてくれない」「トイレトレーニング」への対処法を、専門家が解説している。
まず、臨床心理士の植松紀子先生は、『きっぱりダメという場面は、じつは少ない。ポイントをしぼって、子どもにとって危険なことだけは避けましょう』とコメントしている。
「寝てくれない」事に関しては、小児科専門医の成田奈緒子先生によると起床後に朝日を浴びる、夕食は就寝の1〜2時間前までに終える、スキンシップで緊張をほぐすなど、すぐにできる「いいこと習慣」を生活に取り入れる事がコツとのこと。
「食べない」悩みに関しては、管理栄養士の上田玲子先生が『子どもはみんな、生きる力をもっています。生きるのに必要な食事の量を決めるのは、ママではなく、子ども自身』とコメント。
「トイレトレーニング」に関しては、同書の監修を手がける文京区立お茶の水女子大学こども園運営アドバイザーの宮里暁美先生が『あまり思い悩まずに、親も自分にやさしく、「大丈夫」と声をかけ、うれしい子育てへと舵を切っていけるとよいですね』とアドバイスしている。