T&D保険グループの太陽生命保険は2月28日、ESG投資の一環として、三井不動産への「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」を実行した。

「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」は、借り手のESG戦略に対して設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標の達成状況に応じて、金利条件などの貸付条件が変動する仕組みによる、持続可能な社会の実現を推進するローン手法。

三井不動産が2022年1月11日に策定したSLLフレームワークを活用した取り組みとなる。

同フレームワークは、格付投資情報センター(R&I)から、ローン・マーケット・アソシエーションなどが定めたSLL原則、環境省によるグリーンローンおよびSLLガイドラインへの準拠性と設定した目標の合理性について、第三者意見を取得している。

サステナビリティ・パフォーマンス目標は、借入人グループのGHG排出量(Scope1+Scope2)を2030年度までに46.2%以上削減(2019年度比)することとしている。