アート引越センターは2月27日、「2023年春の引越大予測調査」の結果を発表した。調査は2月上旬、3月1日~4月30日の間で引越予定のある全国20代~40代の男女400名(関東1都4県在住者200名、関西圏2府1県在住者200名)を対象にインターネットで行われた。
今春の引越予定日を教えてもらったところ、「3月上旬」(34.0%)が最も多く、昨年同時期の同調査よりも8.0ポイント高い結果に。昨年よりも今年の方がより早めに予約を取り、混雑する3月下旬を避け、引越を前倒しにしている人が増えているよう。
日別でみると、今年は3月1日(水)と3月5日(日)に引越予定と回答した人が最も多く、また、混みあう週末を避け平日に予定を選択するなどの傾向も。ただし、3月下旬は、人事異動に伴う転勤の引越や受験後の学生の駆け込み引越も発生することから、同研究所では例年通り3月下旬から4月上旬も混雑すると予測している。
また、今年の引越受注件数については、企業が徐々にウィズコロナの状況に対応し始めたことで一旦微減傾向にあった転勤需要が回復しつつあり、転勤引越が多く発生する3月下旬~4月上旬の引越受注件数は、2022年と比べても増えるという。