ポラール・エレクトロ・ジャパンは3月1日、同社独自のフィットネスアルゴリズムとソフトウェアソリューションを、パートナー企業に提供する試みを発表した。その第一弾として、カシオ計算機の「G-SHOCK」に、フィットネスアルゴリズムをライセンス提供する。
ポラールでは、企業や政府機関などが同社と提携することで、科学に基づき構築された独自アルゴリズムを、従業員や顧客、ユーザーに提供できるとする。具体的にはスポーツ、フィットネス、健康をカバーする25のアルゴリズムをライセンス形式で提供。パートナー企業は、利用したいアルゴリズムを選択して導入でき、研究、科学および検証試験のための長い年月を必要とせず、サービスの拡張が可能となる。
今回、パートナーシップの初めての試みとして、カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK」にライセンスを提供する。3月10日発売予定のG-SHOCKのスポーツライン“G-SQUAD”「GBD-H2000」は「Powered by Polar」機能を搭載し、ユーザーはパーソナライズされたトレーニング解析や睡眠による回復度の解析が可能だという。