ビザ・ワールドワイド・ジャパンは2月28日、4月1日付けでシータン・キトニー氏が代表取締役社長に就任することを発表した。
キトニー氏は、前職のAmerican Express、そしてVisaで長年にわたり、日本の決済業界に深く関わってきている。2012年にVisaに入社以来、アジア太平洋地域の戦略統括担当、加盟店事業部統括を含む数々の要職を歴任し、2019 年以降はアジア太平洋地域のプロダクト&ソリューション部門を率いてきた。
また、Visaに入社する前は、American Expressのグローバルネットワークサービス事業の戦略策定を率いており、その前にはTNS Australiaで銀行、決済企業、規制当局に対し、世界中の決済システムの様々な側面に関するコンサルティングを提供。
オーストラリア経営大学院(Australian Graduate School of Management)でMBAを取得しているほか、文学、社会学、政治学の学位も保有している。
就任後は、東京を拠点とし、日本の代表取締役社長として日本の事業運営全般、顧客管理を担当するとのこと。
同氏は就任にあたり、「世界第3位の経済大国であり、アジア太平洋地域で最大の市場である日本においてVisaの事業を率いることを光栄に思います。日本のお客様やパートナーの皆様と共に、日本全体でキャッシュレス化の加速に取り組んでいくことを楽しみにしています」とコメントしている。