お笑いコンビ・アンタッチャブルが4月11日にスタートするカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『ひらけ! パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(毎週火曜21:00~※初回2時間スペシャル)でゴールデン帯初レギュラーMCを務める。
4回の特番放送を経てゴールデンに進出する同番組では、世の中にあふれる「残念」「危険」「不思議」な事象こと“パンドラの箱”に体当たりで取材。アンタッチャブルがコンビロケで、低評価の宿や危険なにおいがしまくる町内会など日本全国の謎スポットをめぐる。
記念すべき番組初のロケは、伊豆で丸2日間行われた。見頃を迎えた河津桜を前に山崎弘也は「我々の新番組を祝うかのようにちょうど桜も咲き、人もたくさん集まってくれて。もちろんお花見に来た人もいると思うけど、半分くらいは我々のロケを見に来てくれていたと思う。縁起がいいスタート」、柴田英嗣は「事前にロケの告知してないから。ロケ中に集まってくださった方、我々より先輩が多かった気がします。どのような方々をターゲットにした番組なのか勘違いされそうな気もしますが、ぜひ全世代の方に見ていただきたいです。派手なオープニングになっているので楽しみにしていてください」と意気込みを語った。
なお、現在同枠で放送中の『所JAPAN』は3月21日をもって終了となる。
■アンタッチャブル コメント
――伊豆での“アンタッチャブるTV”初ロケ(2日間)はいかがでしたか?
山崎:これまでの人生の中で最高の2日間といっても過言ではない。初めてのゴールデン帯MC、しかもコンビ名がついている冠番組で、このために生まれてきたと言ってもおかしくない。親に感謝しながらロケしました。産んでくれてありがとう。そのくらい思うところがありました。
柴田:もちろんうれしいですけど、ここまでチャレンジングなロケをやっていくのか……と思いました。本当にアポとってないじゃん、と。ゴールデン帯のMCをもつのって本当に大変なんだという覚悟ができました。覚悟と期待と不安と恐怖に支配されながら2日間乗り切りました。
――特番時から恒例の「謎レビューツアー」#1で放送する、低評価宿の見どころは?
山崎:低評価を疑いたくなるような、宿のご主人と奥様の人柄。ぜひ初回の放送を楽しみにしていて下さい! こんなステキな方々に“低評価です”とわざわざ伝えなきゃいけないのが一番心苦しいのですが、柴田さんから“その伝える仕事は僕にやらせて欲しい”と直談判がありました。スタッフさんも全員集めて“伝えるのが俺の仕事だ!”と。使命感が強い柴田さんはやはりかっこいいです。
柴田:一番しんどい仕事をやらせてくれって直談判、明らかにおかしいだろ。
山崎:宿のご主人たちと仲良くお話している柴田さんを見ながら、このあと低評価という現実を伝えなきゃいけないという視点で柴田さんを見ていただけると、複雑な心境が読み取れるかもしれません。
――今後もロケにたくさん行きたいですか?
山崎:今後もいろいろな場所に行ってみたいです! 低評価宿といえばアンタッチャブル、と思ってもらえるような、そのくらい影響が出る番組にしたいです。
柴田:低評価宿といえばアンタッチャブル、って定着すると、プライベートで泊まりに行ったとき、あれ? うち低評価なの? って不安がられる可能性が怖いんだって。
山崎:柴田さんが登場するとざわつくみたいな。“ちょっとお話いいですか”って言われるかも、って帰り際ドキドキされるみたいな。まずはそのくらい浸透するのが目標ですね。
――ゴールデン帯初MC。どんな番組にしてきたいですか?
柴田:あんまり気負わず、でも我々が誰かの役に立てるってすごいですよね。いいことだと思います。この番組を通して、アンタッチャブルのイメージアップにもなりますね。目指せサンドウィッチマン。我々に足りない好感度をぐっと引き上げていただきたい。本気で頑張ります。
山崎:『アンタッチャブるTV』が楽しみだから急いで家に帰る!って人が増えるような番組にしたい。あとは、言いづらいことも言ってみよう、と思ってもらえるような番組になったらステキですよね。周りの人に対しても、家庭の中でも、言いづらいことを言えて円満になって、なんか日本中でそんな空気を作れたらうれしい。あの番組のおかげで言えたんだよね、みたいな。「そんな番組にしたいんです」と、柴田さんが皆を集めて演説してましたよ。
柴田:そんな熱いやつの番組見たくないだろ。
山崎:そういうところを大事にしながら、誰かの背中を押せるような番組にします。それと、番組タイトルは、アンタッチャブるTVの“る”だけひらがななのはこだわりなので、間違えないようにしてください。