KDDIベトナムなど3社は、XRアプリ「au XR Door」によって日本とベトナムの店舗をつなぐ実証実験を3月3日から3月12日まで行う。
参加企業は、KDDIの海外現地法人であるKDDIベトナム、インフラシェアリング国内大手・JTOWERの海外子会社であるSouthern Star Telecommunication Equipment Joint Stock Company(SPN)、MUJI RETAIL (VIETNAM) LIMITED LIABILITY COMPANYの3社。総務省の令和4年度事業「ベトナム社会主義共和国における屋内通信インフラシェアリング実証試験の請負」の一環として行う。
ベトナム・ホーチミン市の商業施設内にある無印良品の店舗でau XR Doorを用いたサービスを試験提供する。スマートフォンのカメラ越しにARで現れるドアを開けて中に入ると、日本の店舗(無印良品 銀座)やMUJI HOUSEのモデルルームを仮想体験できる。気になった商品の情報を確認できるのはもちろん、ベトナムでも販売されている商品であれば、ECサイトへ遷移してすぐに注文できる。
5GによるXRサービスの利便性・安定性の検証に加え、現地でのインフラシェアリングによる5G通信環境の構築も検証内容としている。