南沙良と鈴鹿央士がW主演を務める、Netflixシリーズ『君に届け』(3月30日配信)の出演者が1日、明らかになった。

Netflixシリーズ『君に届け』

Netflixシリーズ『君に届け』

同作は椎名軽穂による同名コミックの実写化作。アニメ化・実写映画化・ゲーム化など様々なジャンルに展開され、今回新たにテレビ東京とNetflixが連続ドラマを共同制作する。高校1年生の黒沼爽子(南)は長い黒髪と青白い肌から「貞子」というあだ名で呼ばれクラスから孤立していた。しかし明るい性格で男女問わず人気を集めるクラスの中心人物・風早翔太(鈴鹿央士)だけは、爽子がクラスメイトのために嫌な作業を引き受けていることを知っていた。風早と接することで他のクラスメイトとも徐々に打ち解けていく爽子は、夢だった高校生活を過ごしていくなかで、風早に対しての気持ちにも変化が訪れる。

主人公・黒沼爽子が高校2年生になってから同じクラスになる一見チャラチャラして見える三浦健人役に鈴木仁、櫻井海音演じる真田龍の兄・真田徹役に犬飼貴丈、風早翔太を中学時代から想い続ける学年一の美少女・胡桃沢梅役に香音、爽子と翔太のクラスメイトで「ジョー」の愛称で皆から慕われている城ノ内宗一役を鈴木康介。更に真田龍と徹の父でラーメン屋を経営している真田源次役を安井順平、明るく大らかな性格で夫・勝一郎と共にスポーツ用品店を経営している翔太の母 風早時枝役を馬渕英里何、そして風早翔太の父で厳格な性格から翔太を厳しくしつけている風早勝一郎役を杉本哲太が演じている。

そしてこの度、「君に届け」のコミックの表紙を再現したメインビジュアルも完成いた。爽子と翔太が向かい合う大胆な構図でありながらお互いを想う気持ちが詰まっている。90秒トレーラーも公開され、主題歌が川崎鷹也が書き下ろした「愛の歌」 に決定したことも明らかに。劇中に登場するたくさんの“愛”を感じることができる楽曲で、ドラマのストーリーに合った歌詞がより一層世界への没入感をもたらす。

鈴木仁 コメント

以前実写化をされた時にはまだ出てきていないキャラクター。誰に対しても平等な優しさを持つ、博愛主義な三浦健人が途中から加わることでまた一つ二つ物語に変化が出てくると思います。健人の優しさを肌で感じることができた撮影期間でした。原作ファンの方、初めて見る方、多くの方に届け。原作を濃縮した全12話。お楽しみに!

犬飼貴丈 コメント

君に届け解禁になりました。真田徹役を演じさせていただきました犬飼貴丈です。今回富山県でロケを行わせていただいたのですが、富山県の神秘的な自然と情緒ある建物が君に届けの世界観をグッと押し上げてくれてる気がします。君に届けと言う作品で若者たちを見守る優しい兄として生きれたことを大変光栄に思います。この素敵な作品が皆さんに届けば幸いです。

香音 コメント

胡桃沢梅役を演じさせていただく香音です。学生時代から大好きなこの作品に、大好きなくるみちゃんとして参加する事ができとても嬉しいです。恋に友情に勉強に思いっきりぶつかっていくくるみちゃんに憧れの想いと共に演じていました。たくさんの方に見ていただけますように。

鈴木康介 コメント

ジョー役を演じさせていただきます、鈴木康介です。僕自身この作品が大好きだったので、お話を頂いた時は「君に届け」の世界の中に入ることができるのか!と本当に嬉しかったです。ジョーは風早の親友で爽子との恋愛に驚きを隠せないのですが、僕自身見ていて、高校生のリアルな甘酸っぱい恋愛模様を見ていてキュンキュンが止まりませんでした。この素敵な作品がたくさんの人に届いたら嬉しいです。

###安井順平 コメント

撮影は一年以上も前なのでロケは寒かったなってことしか覚えてないが、そのもっと前のこと。台本を繰る手が止まらなくなり、夢中で結末まで読んだことは覚えてる。甘酸っぱいシチュエーションの数々にノスタルジーを呼び起こされ、自分のその感情に少し照れながら読み始めてたものが、いつのまにか物語に引き込まれていた。この物語の住人になりたい。この若者たちをそばで見届けたい。参加の動機だけは鮮明に覚えているものだ。

馬渕英里何 コメント

短い間でしたが、不器用で無骨な杉本哲太さん演じる夫と素敵な夫婦の関係を表現できたことや、息子演じる鈴鹿央士くんが毎シーン工夫して丁寧に役と向き合っていたことを思い出します。瑞々しい若さの満ちた作品になっていると思います。ぜひ、ご覧ください。

杉本哲太 コメント

昭和の頑固な父で、寡黙だけどほんとは息子の事をすごく心配してる。そのニュアンスがうまく表現出来るように心がけました。自分と似ている部分があるからこそ、厳しくもなり、そして優しい言葉をかけられずモヤモヤするお父さんだなと。そういう親子関係や息子の葛藤も是非見ていただければと思います。どうぞお楽しみに!

川崎鷹也コメント

仲間や家族の大切さ、恋の儚さ、そして好きな人を想う真っ直ぐな気持ちを教えてくれたのが、学生の頃に読んだ『君に届け』でした。そんな作品のドラマ主題歌を任せて頂き、とても光栄です。改めて原作を何度も読み直し、蘇る記憶と懐かしさにワクワクしながら楽曲制作に取り組みました。自分のことではなく、誰かのことを思い、悩み、間違いながらも、それでも進んでいく、そんなひたむきなヒロインをイメージしながら書きました。このドラマや楽曲を通して、伝えるべきことを伝えられますように、この作品に触れたあなたの背中を押せますように。どうか、君に届け。

(C)椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京