テレビ東京の新水ドラ25枠『とりあえずカンパイしませんか?』(3月1日スタート 毎週水曜25:00~)のオンライン会見が2月28日に行われ、白石聖、朝倉あき、北野日奈子が取材に応じた。

  • 左から朝倉あき、白石聖、北野日奈子

    左から朝倉あき、白石聖、北野日奈子

同作はとある男・山田(前原滉)に三股をかけられていたことがきっかけで出会った自己紹介が苦手で人見知りの花火(白石聖)、体育会系で姉御肌のあけび(朝倉あき)、ポジティブで社交性の高い若菜(北野日奈子)3人の女性が、週末の合コンを通じて毎回新しい男性と出会い、その”出会い”を通じて少しだけ人として成長したり、青春を取り戻したりするようなハートフルコメディドラマ。

同作について、白石は「合コンというものになじみがなかったので、どんな作品になるのかなという興味もありましたし、従来の合コンへは私の凝り固まったイメージがあって。、品定めする雰囲気だったりを想像していましたが、今回の内容は人と人との対話が主軸にあったので、私にも取り組みやすい優しい合コンで気負うことなく参加できました」と振り返る。「今回の作品が人対人の作品で、男性陣ゲストには初めて共演する方も、以前共演した方もいたんですけど、毎話変わるゲストとも撮影はほぼ1日だったので、その時しかない瞬間を感じられて『疑似合コン』を経験できました」と明かした。

朝倉も「毎話あけびが音頭を取って(合コンを)始めようかと乾杯をするのですが、そのタイミングが難しいなと思ったり、6人がいるので自分の台詞が入れないと思って、そういうところがリアルだなと思いました」と同意。「私も毎回ゲストが楽しみだったんですけど、『合コン好き』と言っている人は、まさにそういうのを楽しんでいるのか、と思いました。けっこうエネルギーを使うので、俳優以上にすごいなと思いました」と感心する。北野は「実際の合コンはけっこう品定めっぽい雰囲気とかもあるんだろうなと思っていたけど、今回は相手のことを知ろうという姿勢があったので、新しい人との出会いやいろんな人を知るチャンスになるのが良いと思いました。こうした合コンが活発になったら、合コンもこのドラマも大ヒットするんじゃないかと思いました」と可能性を感じていた。

毎回ゲストで男性キャストが登場するが、印象に残っている人を聞かれると、北野は佐藤流司推しだったようで「『怪談師』という役どころなんですが、見た目から違っていて、面白かったです。独得な間ですし、ぜひ2話を見てください。返答も面白くて気が張っていない演技で、本当に合コンしてきたみたい」と絶賛する。朝倉も「佐藤さんは見た目でわーっと思いましたが、本気の『怪談師』を研究されてきたのかと思うくらい、語りが上手で。オフでも話して、ご本人が実際にどんな感じかも知りたかったです」と好感触で、佐藤が人気を集めた。

一方、白石は「私は水川かたまりさん。素敵な方でした」と、お笑いコンビ・空気階段の水川を挙げる。「会話劇なのでポンポン短いセリフの応酬が続く中で、一言絶妙な間でツッコミを入れたり。セリフの落としどころが水川さんになるシーンがあったのですが、全部アドリブで面白いセリフを何パターンも変えてやってくださって、みんな笑ってしまう。お笑い芸人さんは一味違うなと思いました」と理由を説明した。

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