来週8日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『相棒season21』(毎週水曜21:00~※8日は拡大)最終回スペシャル前編「13」に、水谷豊演じる杉下右京の2代目相棒、及川光博演じる神戸尊が登場することが1日明らかになった。
警察庁に復帰した後も右京とは連絡をとり続けており、しばしば事件解決にも協力してきた神戸。『相棒season17』の元日スペシャル「ディーバ」(19年1月1日放送)では右京からの電話1本で駆けつけ、当時の相棒・冠城亘(反町隆史)のピンチを救うという活躍を見せたが、それ以来となる約4年ぶりの登場を果たす。今回の最終回スペシャルで起こるのは、小野田公顕・元警察庁長官官房室長(通称・官房長)の遺骨盗難事件。極秘裏に捜査を進めていた右京の前に現れた神戸にはある目的が。
これまでに、冠城亘だけでなく3代目相棒の甲斐享(成宮寛貴)とも顔を合わせているものの、初代相棒である亀山薫(寺脇康文)とだけは対面したことがなかった神戸。実は「亀山薫とはどんな人物なのか、会ってみたかった」という。果たして初代と2代目はどんな出会いを果たすことになるのか。
そんな『相棒season21』は先日クランクアップ。水谷、寺脇に加え、及川も同時にクランクアップを迎え、右京と2人の相棒がそろい踏みするというレアな撮了となった。オールアップの声がかかり、水谷から労いのハグを受けた及川は「まるで半年(『相棒』を)やってきたみたいですみません(笑)」と照れ笑い。続いて寺脇、水谷も順にオールアップを迎え、固く握手とハグを交わしながら、お互いの健闘を称え合った。「初代・亀山先輩と共演できる日が来るとは思ってもいなかったので、胸がいっぱいでした」と感慨深く撮影を振り返った及川。そして新旧の相棒とともに撮影を終えた水谷は「特命係に部下が2人いるなんて」と感慨深げに話し、「本当にいい時間を過ごさせてもらいました」と、寺脇、及川に感謝した。
及川は久しぶりの出演に「程よいプレッシャーを感じながらも楽しく演じることができました。僕にとってもお久しぶりの“神戸くん”でしたが、役作りには不安はありませんでしたね、ちょくちょく再放送を見ていたので(笑)!」と明かし、「初代“相棒”・亀山薫さんとの共演に胸が熱くなりました!」とコメント。今回の撮影で水谷と寺脇は笑顔で迎えてくれたといい、「水谷さんとハグをして、その勢いで寺脇さんともガシッとハグ! 初共演なのに(笑)。寺脇さんはやはり気さくで寛大な方でした」と語った。