吉本興業ホールディングスが東京ドームシティ内にオープンさせる新劇場の概要発表会見が28日、東京ドームシティホテルで開催され、劇場名が明石家さんま命名の「IMM THEATER」に決定したことが発表された。

  • 「東京ドームシティ内 新劇場概要発表会見」開催

来年1月オープン予定の新劇場は、複合施設「東京ドームシティ」内にあり、吉本のコンテンツだけではなく、演劇や演芸等、さまざまなエンターテインメントの制作者やパフォーマーが利用できるものになる。座席数はニーズの高い約700席規模。東京ドームが建設計画を進めており、開業後の運営は吉本興業ホールディングスのグループ企業であるLIVE FORWARDが担当する。

会見には、東京ドーム代表取締役会長CEOの北原義一氏、吉本興業ホールディングス代表取締役社長の岡本昭彦氏、明石家さんまが登壇。新劇場名が「IMM THEATER」に決定したことが発表され、命名したさんまは自身の座右の銘である「生きているだけで丸儲け」からこの名前にしたと説明した。

さんまが同劇場に「DM」に就任することも決定。「Don't Manager」という意味で、さんまは「マネージャーじゃないけどマネージャーのような動きをするだろうということだと思います」と説明した。さらに、来年1月のこけら落とし公演をさんまが担当することも明かし、「(内容は)決まっているんですけど言えない」と話した。

さんまは同劇場について「笑いあり、音楽あり、夢あり、涙ありと言うてますが、私がやりたいのは、笑い、笑い、笑い、笑い、笑いだけでいいです。涙は一切いりません、という劇場にしたいと思っています」と話し、「僕がやるのは笑い。ほかの人に涙や感動は任せたい」と述べ、「この劇場からスターを出したい」と意気込んだ。