俳優の坂東龍汰とアイドルグループ・なにわ男子の長尾謙杜が、4月スタートのTBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(毎週火曜22:00~)に出演することが28日、発表された。
わたなべ志穂氏による同名漫画を原作とする本作は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げる胸キュンラブコメディ。愛がないのに結婚を決めた男女の、超打算的なシンデレラストーリーを描く。主人公・羽田綾華を演じるのは橋本環奈。綾華へ突然「結婚してほしい」とプロポーズをする御曹司・新田東郷を山田涼介(Hey! Say! JUMP)が演じる。
このたび、新たなキャストとして、坂東龍汰と長尾謙杜の出演が決定した。坂東が演じるのは綾華の高校時代の同級生・神山絢斗(かみやま・けんと)。綾華の初恋相手でもある神山は、研究者として海外に留学していた。現在は日本に戻っており、運命のいたずらなのか結婚した綾華と東郷の前に突然現れる。そして、2人の新婚生活に大きな関わりを持つことに・・・。
坂東は、よるおびドラマ『この初恋はフィクションです』(2021年)や火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』(2022年)と、TBSの話題作に立て続けに出演。『ユニコーンに乗って』では、高いプログラミング能力を持つ不思議な青年を好演したことも記憶に新しい。本作では橋本演じる綾華の初恋相手として、2人の新婚生活にどのような影響をあたえる存在になっていくのか注目だ。
長尾が演じる羽田陸(はねだ・りく)は、綾華の弟で羽田家の長男。現在は大学生で小説家を志望しており、あけすけな物言いで生意気な面もあるが、実は家族想いで綾華のことを心配している。勘が鋭い陸は、あることがキッカケで綾華と東郷の新婚生活に疑念を抱くようになる。
なにわ男子のメンバーとして活躍している長尾は、役者としても活躍の幅を広げコンスタントに出演作を重ねている。ドラマストリーム『パパとムスメの7日間』(2022年)では、爽やかで人気者のサッカー青年を演じ話題となった。綾華と東郷の“メリット婚”という秘密に大きく影響をもたらすキーパーソンの陸をどのように演じるのか。
■坂東龍汰
今回、火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』で神山絢斗役を演じさせていただきます坂東龍汰です。少女漫画は姉の影響で小さい頃からたくさん読んで育ってきたので今回お話をいただいたときは素直にうれしかったですし、ワクワクドキドキしております。リズム感のいい脚本と素晴らしいキャストの皆様、スタッフの皆様といい作品をお届けできるように僕も精一杯演じたいと思います。
橋本環奈さんとは今回で4回目の共演になるので、今までとはまた違った役柄でご一緒できることが今からとても楽しみです。山田涼介さんとはいつかご一緒してみたいとずっと思っていたので緊張していますが、とても光栄です。どんな素敵な瞬間が生まれるか今から楽しみです。
皆さんも放送まで首を長くして待っていてください!
■長尾謙杜(なにわ男子)
出演が決まった時は、すごくうれしかったです。大家族でこんなにたくさんきょうだいのいる役は初めてで、実際の僕はひとりっ子なのでどんな現場になるのかワクワクしています。
先輩の山田くんは、ライブを観に行かせていただいたりプライベートでお会いすることはありましたが、共演は初めてです。これを機にもっと仲を深めていきたいと思っています。“メリット婚”で夫婦となる橋本さんと山田くんのお芝居での掛け合いも楽しみです。
“メリット婚”というワードはあまり聞き慣れませんが、それもひとつの幸せの形なのかなと思っていて・・・。
お2人を見て、色々な形はあるけれど「結婚って素敵だな」と、思ってくれる方が増えればいいなと思います。
監督さんや周りの方々にアドバイスをいただきながらしっかりと羽田陸を演じていきたいと思っているので、楽しみにしていてください!