Speeeは2月24日、「介護市場の動向に関する調査」の結果を発表した。調査は2月8日、37歳以上の男女5,000名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、介護の経験があるという人は23.5%と約4人に1人。特に「両親」への介護が77%と、8割近くを占める結果に。次いで「仕事で介護をした」「祖父母」(ともに9.5%)、「配偶者」(5.6%)と続いた。
次に、介護を受けている方(被介護者)について、介護施設(老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など)の利用状況を教えてもらったところ、「入っていない・自宅介護をしている(介護サービス利用有)」(27.2%)が最も多く、次いで、「介護施設に入っている」(25.2%)、「入っていない・自宅介護をしている(介護サービス利用無)」(15.5%)と続き、介護施設の利用状況は、被介護者・介護者の状態や環境などによっても異なるよう。
また、どのような施設に入っているのかを聞いたところ、「特別養護老人ホーム(特養)」(40.5%)、「介護老人保健施設(老健)」(16.9%)、「介護付き有料老人ホーム」(13.9%)が上位となった。
最後に、「介護をするうえで、お仕事は継続されていますか?」と質問したところ、46.0%が「継続中」という結果に。一方、「離職済」(11.9%)や「離職検討中」(5.1%)など、中には、辞めようか悩んでいる人や離職した人も一定数いることがわかった。