オレンジページは2月17日、「ほぼ1000人にききました~花粉症~」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2022年12月19日~25日、国内在住の20歳以上の女性1,035人を対象に、インターネットで実施した。
花粉症の症状があるか尋ねたところ、48.9%が「ある」、64%が「以前は花粉症だが、現在はおさまった」と答えた。
症状が出はじめた時期を聞くと、「20代から」(26.9%)が最も多く、花粉症歴の平均は20.9年におよぶことがわかった。次いで「30代から」(21.7%)、「10代から」(21.3%)だった。症状について尋ねると「鼻みず」(88.5%)、「目のかゆみ」(83.2%)、「くしゃみ」(76.5%)が多い。
花粉症の有病率を地域別に見ると、「東北地方」(61.4%)が最も多く、「北海道」(30.4%)が最も少なかった。東北地方と北海道では、30ポイント以上の差がある。アンケートでも、「那覇空港に着いてから羽田空港に着くまで全く症状は出ませんでした」「沖縄に行ったところ、花粉症であることを忘れるくらい症状が出なかった」など、「避粉地」として沖縄が快適だったという回答が目立った。
症状を抑えるために、何か対策をしているか聞くと、71.5%が「している」、28.5%が「していない」と答えた。始める時期は、「とくに決めず症状が出はじめたら」(43.1%)が最も多かった。
花粉症シーズンに病院で花粉症の治療をうけているか尋ねると、47.4%は「受けていない」と回答した。「外出時は髪をまとめる」、「ナイロンジャケット必須」など工夫をして、まずは自力でなんとかしようとがんばっている人も多かった。