人気ギャンブル漫画『カイジ』は、作者・福本伸行さんによる独特のセリフ言い回し「圧倒的〇〇」や「ざわ……ざわ……」などが有名。漫画を読んでいなくとも聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。作品の大きな魅力として、読者の人生観を変えてしまうような名言が数多く登場しています。

今回は漫画「カイジ」シリーズから厳選した名言22選をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

『カイジ』とは?

漫画「カイジ」シリーズは、1996年に『週刊ヤングマガジン』で連載スタートした『賭博黙示録カイジ』を皮切りに、これまで合計6シリーズが発表されています。俳優の藤原竜也さん主演で実写映画化されたことも、大きな話題となりました。

自堕落な生活を送る伊藤開司(カイジ)が、善人ゆえさまざまなトラブルに巻き込まれながら困難に立ち向かう物語で、主人公はもちろん、悪役やモブキャラクターたちが発する名言は読者の心をつかんで離しません。

漫画『カイジ』名言22選

ここからは「カイジ」シリーズの中で登場する名言たちを、マイナビニュース会員から寄せられたコメントとともにご紹介します。

伊藤開司(カイジ)の名言

「落とさなきゃ落とされる……この仕組みは……この世の姿そのもの……基本も基本……大原則だっ……!」【伊藤 開司】

・「映画のシーンを思い出します…。言葉もまさしく! その通りだと。一見、荒唐無稽な設定だが、真理を突いたセリフが多いのがこの漫画の特徴かも」(60歳女性)
・「真理にせまっているコメントだから」(45歳男性)
・「この場面のことをよくおぼえているから」(65歳男性)

「勝たなきゃダメだ……勝たなきゃ悲惨がむしろ当たり前 勝たなきゃ誰かの養分……それは船も外界(そと)も変わらない……!」【伊藤 開司】

・「自分の社会人人生でも勝ち続けたいから」(43歳男性)
・「ストーリーの内容に合った言葉だったから」(51歳男性)
・「覚悟が出ていていいと思った」(31歳男性)

「この結果は言うなら必然 これまでのオレの人生のツケ……!」【伊藤 開司】

・「人生観を垣間見る事ができる」(57歳男性)
・「ストレートでいいと思う」(52歳男性)
・「自分に向けて言うと、ある意味前向きになれる」(37歳男性)
・「自分にかなりあてはまる」(43歳男性)

「先を見なくていい……! 目の前の一歩が全て……! この小さな一歩を……ただただ……積み重ねていけばいい……!」【伊藤 開司】

・「緊迫感、切迫感があり、心に響く言葉」(46歳男性)
・「自分に言い聞かせたい言葉だから」(48歳女性)
・「一番共感することができました」(52歳男性)
・「もっともだと思ったからです」(62歳男性)

「自分を救うのは……自分だけっ……!」【伊藤 開司】

・「自分自身に関することは、自分で解決しなければならない。他人からすれば他人事。きれいな言葉で励ましても他人事。友人を失いたくなければ自分を信じて自分で解決しなければならない」(60歳男性)
・「カイジの確固たる自信にも満ちた名言」(39歳男性)
・「誰かが助けてくれるなどといった甘い考えなど捨て、新たな決意と覚悟を感じた」(42歳女性)
・「この言葉は非常に重いが、そのとおりだと思う。人間はなんだかんだ言ってもひとりだと私は思っているから」(63歳女性)
・「結局、自分のことは自分で何とかしなきゃならないという当たり前のことに、再度気づかせてもらったから」(44歳男性)
・「言ってる事は当たり前の事だが、当時はセリフとして聞くと自分に勇気が湧いてきた記憶がある」(60歳男性)
・「仕事の事で悩んでいた時に、この作品を見て勇気をもらった」(46歳女性)
・「誰も助けてくれない、、孤独な戦い、、共感する」(38歳男性)
・「他人に頼らず、ひたすらまっすぐ進む精神がいい」(59歳男性)

「望みに進むのが 気持ちのいい人生ってもんだろっ……!」【伊藤 開司】

・「覚えていたセリフだったので」(57歳男性)
・「周囲もみんなはまってバズってました」(47歳女性)

「刮目(かつもく)せよっ……!」【伊藤 開司】

・「刮目という言葉を知るきっかけとなったから」(37歳男性)
・「端的に状況を表しているから」(23歳男性)
・「セリフに迫力があるので」(44歳男性)
・「使いたくなる言葉だから」(47歳女性)

「キンキンに冷えてやがるっ……! あ……ありがてえっ……!」【伊藤 開司】

・「フレーズを読むと描写がすぐ甦るから」(38歳男性)
・「ものすごくビールが旨そうに見えた」(41歳男性)
・「あるモノマネ芸人によって広まった感じのある名言」(48歳男性)
・「缶ビールがたまらなく飲みたくなる名シーンなので笑」(30歳女性)
・「実写での藤原竜也さんのセリフでも良く覚えているから。ビールの旨さの表現としては最高作だと思う」(44歳男性)
・「地下に落ちたカイジがビールを恵んでもらった時のセリフ。実感がこもっている」(55歳男性)
・「地下で頑張ってきたカイジを堕落させるほどの、強烈なインパクトがあったため」(43歳男性)

「負けを受け入れることが……敗者の誇り……オレは……負けをぼかさないっ……!」【伊藤 開司】

・「ビジネスの世界でも同様だと思います。いかに潔く自身の行動や考えが間違いであったか、間違いでなくともよりよいものが別にあったとか、自身の知識や技量の無さを率直に認めることが重要だと感じています」(60歳男性)

「耳を傾けるべきは 他人の御託じゃなくて 自分……オレ自身の声 信じるべきは オレの力……!」【伊藤 開司】

・「カイジが叫びながらこの台詞を言ったのをとても印象的に覚えています。まさにその通りだと肝に銘じました」(63歳男性)
・「 とてもカイジらしいセリフなので私は好きです」(45歳男性)

「やらなくてどうするっ……! 勝つ為に生きなくて どうするっ……!!」【伊藤 開司】

・「息子の収集している漫画を借りて読んだ。色々な名言があるがこれもその一つ」(74歳男性)
・「カイジらしいセリフだから」(58歳男性)

利根川幸雄の名言

「一生迷ってろ そして失い続けるんだ……貴重な機会(チャンス)を……!」【利根川幸雄】

・「たまに訪れるラッキーな機会を取りこぼしたことは記憶の片隅に残っており、思い出されることがあるのでドキッとするセリフ」(50歳男性)
・「利根川のセリフはどれもかっこよく好きで、このセリフが自分が思っていることと同じで共感できて好きだから」(46歳男性)
・「迷ってばかり何も出来ない自分にぴったり」(62歳男性)
・「1番心に響いて、今も記憶に残っているから」(26歳女性)
・「この漫画では命がかかっているから迷ってもいいと思うけど、ぐだぐだ迷う男は嫌いなので、スッキリする言葉」(49歳女性)
・「よく心に刻んでいたから」(33歳男性)

「勝ちもせず生きようとすることが そもそも論外なのだ」【利根川 幸雄】

・「特に印象に残っています」(60歳男性)
・「資本主義社会の本質を上手く例えていると思うセリフだから」(50歳男性)

「死ぬっ……! その間際いやでも気が付くだろう……今まで生きてきたすべてが 丸ごと『本物』だったことを……!」【利根川 幸雄】

・「とても心に響いた言葉だったから」(37歳男性)
・「利根川の、下衆だけど人間くさいところを表しているから」(55歳男性)

そのほかの登場人物による名言

「命はもっと……粗末に扱うべきなのだっ……! 命は……生命は……丁寧に扱いすぎると 澱(よど)み腐(くさ)る……!」【兵藤 和尊】

・「カイジは悪役の魅力が最大の売りである気がします。憎々しい程の悪役たちの言動や思考こそが作品の本質だと思います」(50歳男性)
・「自分が見たことない物、触れたことのないことがあふれている」(66歳女性)
・「嫌いなセリフだから」(27歳女性)

「誠意とは……それほど厳しいのだっ……!」【兵藤 和尊】

・「人の感情に惑わされないことが大切ということをよく伝えている言葉だと思う」(64歳男性)
・「誠意って、深いことばだなと痛感した」(60歳男性)

「明日からがんばるんじゃない……今日……今日だけがんばるんだっ……! 今日をがんばった者……今日をがんばり始めた者にのみ……明日が来るんだよ……!」【大槻班長】

・「大槻は敵だが、的を射る言葉だと思う」(29歳男性)
・「力強くて、でも優しく背中を押してくれるような温かいセリフだと思いました」(34歳女性)
・「ハンチョウの人生論そのままでしんみりくる」(43歳男性)
・「ずっと頑張るより気が楽になる」(34歳男性)
・「自分に言われているように感じて、とても印象に残っていたセリフ」(33歳女性)
・「毎日『今日だけを頑張ればいい』と思えば継続して頑張れる、良い名言だと思ったからです」(48歳女性)

「勝つことは偶然じゃないっ……! 勝つ者は勝つべくして勝っているのだっ……」【11番ゼッケンの男】

・「勝利は自分でつかむもの、他人から与えられるものではないという考え方に共感できるから」(63歳男性)
・「私も世の中に偶然はない、必然と思うほうです」(54歳女性)

「人間には二種類いる……と 土壇場で臆して動けなくなってしまう人間と そこで奮い立つ者と……」【石田 光司】

・「鋭いところを突いている言葉と思ったかから」(51歳男性)
・「いざという時にビビってしまうので、勇気をもらえる」(45歳男性)
・「カイジの中で石田さんが一番好きなキャラクター。最後の最後、素晴らしいセリフと度胸でしたね」(40歳男性)

「防御こそ 最大の攻撃ざんすよ……!」【村岡 隆】

・「この言葉も経験上納得できる言葉であり、目標として生きてきたから」(67歳男性)
・「何にでも当てはまると思う。特に勝負事では」(64歳男性)

「迷ったら……正しい道だぜ! オレたちは!」【アントニオ】

・「私は子供の頃からプロレスの大ファンで、その中でも『アントニオ猪木』の大ファン。このセリフは猪木が生前よく言っていたあのフレーズに似ていたため、印象に残っています」(53歳男性)
・「自分を救えるのは自分だけ、かっこいい」(64歳男性)
・「自分の選んだ道を進む事を教えてくれたから」(38歳男性)

「年老いた者にとってその手は これまでの人生で築いた『何か』を守る手 つまり放さないための手だ しかし持たざる者 若者がそれじゃ話にならない 若者は……掴みにいかなきゃダメだっ……!」【遠藤 勇次】

・「遠藤の若者に対する熱い思いを感じる」(51歳男性)
・「当時の自分を励まし、元気づけてくれた言葉でした」(60歳男性)
・「小生は年なのでもうトライできないが、若者はそれではだめだということを、端的に表現している」(60歳男性)

圧倒的人生の教訓……! 漫画「カイジ」の名言たち

漫画「カイジ」シリーズの厳選した名言はいかがでしたか? どのセリフも、そっと背中を押してくれたり、核心を突く厳しいものだったりと、読者の心をつかんで離さないものばかりです。

あなたにとって、"圧倒的"に人生の教訓となる名言は見つかりましたか?

調査時期: 2023年2月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人(男性: 377人、女性: 126人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビに還元されることがあります