タレント・女優の磯山さやかがこのほど、中京テレビのドラマ『君が、おにぎり好きだから。』(3月4日スタート、毎週土曜23:30~ ※東海ローカル、全4回)の取材に夫役の山崎樹範とともに応じ、おにぎりの思い出を語った。

  • 磯山さやか

会社から名古屋への転勤を命じられた白田聡志(山崎)が、一人東京へ残され、夫の単身赴任に不満タラタラの妻・愛(磯山)のために、彼女の大好物であるおにぎりの具材にピッタリな東海地方の特産品を探すことを決意するという同ドラマ。

2人の共演はドラマ『2ndハウス』(テレビ東京)以来17年ぶりで、当時はそれほど絡みもなかったが、山崎は、磯山が妻役と聞いた際、「画がすぐに浮かんで、何か根拠があるとかじゃないんですけど、『ああ、大丈夫だ』っていう安心感がありました。おいしそうに食べてくれそうだし、一緒にいたら楽しいじゃないですか」と信頼。磯山も「本当に同じです。もう付いていけばいいという感じでワクワクして、ほんわかした家庭がすぐ思い浮かべられました」と同調した。

おにぎりに関する思い出を聞かれると、磯山は「子どものとき、地元の夏祭りで鶏めしみたいなおにぎりが配られたんです。で、町内の地区ごとにその味が濃かったり、醤油が違かったりして、お昼休みにこっそり食べに行くのがすごい楽しみだったんですよ。しれっと『いただきまーす』みたいな感じで。おにぎりに必死な女でした(笑)」と回想し、山崎は「もうこのドラマに出るために生まれてきたようですね」と絶賛。

また、好きなおにぎりの具は、「生タラコが一番好きなので、あるとガッツポーズになります」というが、「私は唐揚げがあれば何でも大丈夫なんです。どこのコンビニでもスーパーの唐揚げでもいいんですけど、『ここのめっちゃおいしかったよ』って買ってきてくれると、元気になって最高にうれしいですね」と、やはり“鶏”に目がないようだ。

そして、今回のドラマについて、「とにかく本当におにぎりがおいしそうって思ってくださると思いますので、“お腹すいちゃうよ”って飯テロになっちゃいます。そこから、いろんな愛の形や温かさが感じられる作品になってると思うので、ぜひ一緒におにぎりを食べながら見てくれたらうれしいなって思います」と呼びかけた。

ほかにも、聡志の部下で愛知の名物に詳しい安藤麻里役で宮崎優が出演する。

  • 磯山さやか(左)と山崎樹範