カメラ写真関連のアクセサリーメーカーであり、商社でもあるケンコー・トキナーのブースは、とても賑やか。主だったところでは、フィルター、交換レンズ、スキャナー、三脚などの各コーナーに加え、専門的な撮影アイテムを扱うKPIのコーナーもブースのなかに設けられています。

  • 多くのカメラ写真関連のアイテムを取り扱うケンコー・トキナーのブースは、実に盛りだくさん。ひとつひとつ見て回ると、あっという間に時間が経ってしまいそうです。

注目アイテムは多いのですが、まずはフィルター。映画のワンシーンのようなしっとりとした写りの楽しめる「BLACK MIST PROTECTER」と、星景撮影で効果的な「STARRY NIGHT PROSOFTON」を展示。どちらも人気の高い撮影ジャンルで使用するフィルターのため、来場者の注目を集めていました。

  • 「BLACK MIST PROTECTER」と「STARRY NIGHT PROSOFTON」の展示コーナー。前者はしっとりとした写りが楽しめ、後者は星景撮影での強力な助っ人となりそう

そしてもうひとつが、トキナーブランドの反射望遠レンズ。「SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF」「SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF」「SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF」の3本で展開するAPS-Cフォーマット専用のレンズで、高品位な写りと比較的手頃な価格が魅力となっています。いずれも来場者の人気は高く、特に300mmは軽量コンパクトであるとともに、比較的汎用度の高い画角で注目の1本となっていました。

  • トキナーブランドのAPS-C専用の反射望遠レンズ「SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF」「SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF」「SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF」がずらりと並ぶコーナー。もちろん、その場で試写できました

  • KPIの扱うIrixの新しいフルサイズ一眼レフ対応のレンズ2本。手前は「Irix 21mm ドラゴンフライ」、奥は「Irix 30mm ドラゴンフライ」。評価の高いブランドのレンズだけに、その写りが気になります

  • 新たに登場したメイヤーオプティックゴルリッツの2本。左は「トリオプラン 35mm F2.8 II」、右は「ビオター 58mm F1.5 II」となります。マウントは、主要一眼レフおよびミラーレスに対応しているのも魅力です

個人的に注目したのがKPIの扱うGodoxブランドのクラシカルなクリップオンストロボ「Lux Senior」と「Lux Junior」の2モデル。昨年末に両モデルの国内発売が開始されましたが、今回新たにホワイト、グリーン、ターコイズブルー、レッド、ピンクのポップな五色を追加。ある意味KPIの取り扱うアイテムらしからぬカラー展開と述べてよいものです。

  • Godoxのクラシカルなスタイルのクリップオンストロボ「Lux Senior」「Lux Junior」に、ホワイト、グリーン、ターコイズブルー、レッド、ピンクの5色を追加。従来からのブラックを足すと、6色から選べます

そのほか、サムヤンの交換レンズやフィルムスキャナー、カメラバッグなどをはじめ、新製品をこれでもかと多数展示していたケンコー・トキナーのブース。時間をかけてじっくりと見て回りたく思えました。

  • スリックの新ブランド「CAMPER」シリーズの2本。左は、カメラや小型のプロジェクターで使用する「STANDPOD DX」、右は小型のテーブルとなる「LEPTOS A294」

  • CAMPERシリーズには、プロジェクター投影用のスクリーンに変身するケースが付属する

  • ケンコー・トキナーと言えば、この人。デモンストレーターの田原栄一氏。手にするのは、「SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF」(左)と、ホワイトカラーの「atx-I 100mm F2.8 FF MACRO PLUS」