映画『湯道』(2月23日公開)の公開初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、生田斗真、濱田岳、橋本環奈、柄本明、小山薫堂(企画・脚本)、鈴木雅之監督が登場した。
同作は小山薫堂脚本によるオリジナル作。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室でボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。
作品にちなみ「〇〇に沸く」というトークテーマで、橋本は「海外旅行」とフリップを掲げる。「1月にカナダに行ってきたんです。オーロラを見に行くというロケに行かせていただきまして、マイナス30°とかで寒くて、まつ毛とかも凍っちゃうくらいの寒さだったんですよ。でも寒い中ででも久しぶりに海外旅行に行けて、すごく楽しかったのと、その後のお風呂が最高に気持ちよくて」と振り返る。
橋本は「オーロラの待機する時間って長いじゃないですか。芯まで冷えてきたので、カナダの朝方、お風呂に浸かるというのがすごい幸せでしたね」と楽しかった思い出を語る橋本だが、「泊まったホテルが浴槽が浅くて、たぶん私以外入れないんじゃないかなと思うぐらい、頑張って入りました。首元ギリギリまで浸かりたいんですけど、浅すぎて横向きになってるぐらいの横向きになるぐらい」と再現する。濱田から「バスタブなの?」とつっこまれると、「バスタブじゃなかったらどうしよう?」と苦笑しつつ、「ユニットバスみたいな感じだったんで多分バスタブなんですけど」と語っていた。