クラウドワークスはこのほど、「副業×確定申告に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2023年1月25日~27日、調査対象は18歳~74歳の会社員・会社役員、有効回答は1,045人。
確定申告を初めて行う人、過去最多の13.4%
自身で確定申告を行っている人に、初めて自身で確定申告を行った時期を質問したところ、「今年初めて行う」が前年比2.0ポイント増の13.4%と5年連続で増加し、過去最多を更新。副業元年である2018年(2.3%)の翌年から「右肩上がりに増加している」ことが判明した。
副業を行っている人に、副業の年収を尋ねると、ボリュームゾーンは「20万円以上100万円未満」(29.4%)と「100万円以上1,000万円未満」(22.4%)だった。この他、「5万円以上20万円未満」が19.4%、「5万円未満」が10.7%、「1,000万円以上」が3.5%などとなり、計55.3%が確定申告を行う対象となる年間20万円以上の副業収入を得ていることがわかった。
現在副業を行っている人に、今年の確定申告はどのようにして行う予定か問うと、約3人に2人にあたる59.3%が「自身で行う」と回答。一方、「会社で行う」は29.7%にとどまった。なお、非副業者は「会社で行う」が65.2%を占め、「自身で行う」は24.6%だった。