日本橋三越本店では3月1日〜6日、全国37店舗の和菓子店が集まる「第77回全国銘菓展」を本館7階 催物会場にて開催する。

  • 「虹のそら」(540円)

同展では、創業350周年を迎える三越のアニバーサリー記念として、未来への架け橋「虹」をテーマに、各和菓子店から虹をイメージする和菓子が20点以上集結する。

榮太樓總本鋪からの「虹のそら」(540円)は、雲の上に壮大に架かる虹を帯状に重ねた羊羹で"なないろ"に見立てている。優しい甘さの餡を白い雲に見立てた求肥で一包みしたお菓子となっている。

両口屋是清の「天上の虹」(432円)は、空に見立てた錦玉羹に、道明寺で雲を、色鮮やかに重ねたこなし生地で雨上がりの虹を表現している。

  • 「天上の虹」(432円)

越乃雪本舗大和屋の「虹のいろ」(756円)は、フルーツの味わいで仕上げた錦玉羹を、雲に見立てたミルク味の淡雪とともに瓶に閉じ込めている。

  • 「虹のいろ」(756円)

そのほか、空にかかる虹を七色の鳩形の錦玉で表現した「彼方」(864円)や、カクテルやフルーツで輝くような虹色を錦玉羹に閉じ込めた棹菓子「プリズム」(1,620円)も登場する。

  • 「彼方」(864円)

  • 「プリズム」(1620円)

さらに、会場では各店の個性を味わえる「どら焼きコレクション」や「桜餅コレクション」も開催。「亀どら」(249円)や「千なり」(173円)などの18店舗のどら焼きや、なごみの米屋や越乃雪本舗大和屋など13店舗の桜餅が勢揃いする。

  • 「亀どら」(249円)

  • 越乃雪本舗大和屋「桜餅」(243円)

また、同展では35の和菓子店の「御菓印(ごかいん)」も勢揃い。「御菓印」は今年1月よりスタートした、全国銘産菓子工業協同組合に加盟する全国の和菓子店が趣向を凝らして作るレアアイテムとなっている。全国銘菓展オリジナル御菓印も登場。

  • 全国銘菓展オリジナル御菓印のデザイン