俳優の西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』(毎週木曜21:00~)第8話が、きょう23日に放送される。
ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島秀俊が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。
今夜放送の第8話から物語は“最終章”に突入。事件の核心へと突き進んできたアウトサイダートリオのすべての点が重なり、“真なる敵”にたどり着くことに。架川と光輔は、数日前に死体で見つかった元長野県警会計課長・折原大吾(亀吉)に焦点を当てる。折原は、10年前の被害者・歌川チカ(水崎綾女)と光輔の父・梶間優人(神尾佑)が愛人関係にあると偽証した人物だが、3年前に長野県警を退職。上京後、あるビジネスで成功し、借金を完済していたことがわかる。さらに深掘りすると、そのビジネスのウラに信濃一家組長・当麻秀和(鈴木一真)の影が見えてきて……。そんな中、警務部人事第一課・羽村琢己(福士誠治)の捜査で、信濃一家に警察への内通者がいた疑惑が浮上。当麻の愛人だったチカがその内通者だとしたら、彼女の裏切りを知った当麻が殺害した可能性も高い。
架川たちは一気に当麻への疑惑を深めていくが、同じ頃、当麻は今度こそ架川を消せと手下に指令を出していた。そして警察という組織の深い闇が動き出し、架川が殺人未遂で指名手配されるという卑劣な妨害が。一方自ら桜町中央署刑事課の“シンエース”を名乗る直央は、父・有働弘樹(片岡愛之助)へのへの疑惑を抱き、複雑な思いに駆られながらも、ある目的のためチカの息子・涼牙(小越勇輝)に再び接近を試みる。
そんな第8話には、TELASA(テラサ)で配信中のスピンオフドラマ『警視庁インサイダー~警務課・米光麻紀のランチ捜査~』に関係のある人物がシークレットゲストとして登場する。