ビズヒッツは2月21日、「自己分析のやり方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2022年12月18日~2023年1月1日、就職・転職活動経験のある10~50代の男女500人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「就職・転職の際に自己分析をしましたか」と聞くと、「十分した」'19.0%)、「まあした」(52.4%)、「あまりしていない」(12.6%)、「まったくしていない」(16.0%)という結果になった。

  • 就職・転職の際に自己分析をしましたか

次に、就職・転職時に自己分析を「充分にした」「まあした」と答えた回答者に「就職・転職の際に自己分析をした理由」を尋ねると、「面接対策」(110人)、「適職・適性を知るため」(92人)、「自分を知るため」(71人)、「アピールポイントを明確にしたい」(23人)、「企業とのミスマッチを防ぐため」(19人)だった。

  • 就職・転職の際に自己分析をした理由

さらに、自己分析を「まったくしなかった」「あまりしなかった」と答えた回答者に「就職・転職の際に自己分析をしなかった理由」を聞くと、「必要性を感じなかった」(52人)、「やりたいことが明確だった」(19人)、「やり方が分からなかった」(18人)、「しようという意識がなかった」(12人)、「時間がなかった」(7人)となった。

  • 就職・転職の際に自己分析をしなかった理由

なお、回答者からは「自己分析をしたところで採用も不採用も決めるのは会社側なので」(20歳男性)、「自己分析をわざわざしなくても、なんとなく分かっているような気がしたから。採用されるキャラを演じれば十分だと思った」(22歳女性)、「自分の好きな分野へ転職しようと考えていたため、自己分析は必要なかった」(23歳女性)、「自己分析に時間を割くよりも、受けられる企業へのエントリーや面接に必死だった」(28歳女性)などのコメントが寄せられている。

最後に、「就職・転職時の自己分析のやり方」について尋ねると、「WEB診断テスト」、「他者からの評価」、「キャリア・スキルの棚卸し」、「過去の振り返り」、「得意・不得意の把握」が上位に上がっている。

  • 就職・転職時の自己分析のやり方