日本一ソフトウェアは、異能×学園RPG「シカトリス」を6月29日に発売すると発表した。価格は通常版が7,678円で、対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4だ。

  • タイトルもメーカーも不明だった謎の「異能×学園RPG」 - 正体は日本一ソフトウェアの新作

    日本ソフトウェアの新作ゲーム「シカトリス」6月29日発売

本作は、先日、SNS上などで「ツイート内容が文字化けしており、タイトルやメーカーなどゲーム情報が謎に包まれていた異能×学園RPGプロジェクト」として話題となっていた作品だ。今回、ゲーム概要やキャラクター情報などの詳細が明らかとなった。

「シカトリス」は、「異能」と呼ばれる特殊な力が発現してから約1世紀が経過し、異能使いによる事件が後を経たない世界が舞台。そんな異能事件には、異能使いで構成された警察機関「AUT(対異常異能班)」が対処していた。それでも、対処が追いつかないほど異能事件が増加したことで、異能が発現した子供の保護・育成を名目とした特殊学級「RAUT(予備対異常異能班)」を設立。この生徒たちは学生の身でありながら、有事の際は異能事件の解決に動員されることもあった。

プレイヤーは、ある事件をきっかけに異能を失った元AUT隊員で、異能使いの生徒たちを受け持つ教師として学園に赴任。学園生活を送りながら、有事の際は生徒たちで構成された特殊部隊を率いて危険な任務に立ち向かう。タイトル名はフランス語で「傷痕」を意味し、異能に目覚め、心に傷を負った生徒たちとともに、待ち受ける苦難を乗り越えていくという。

本作は、膨大なスキル群からより良い構築を考える奥深さと、キャラクター育成の自由度の高さが組み合わさり、プレイヤーごとに異なる攻略を楽しむことができるとのこと。

  • 生徒たちの授業スケジュールを立て、育成していく ©日本一ソフトウェア

  • 約300種の膨大なスキル。組み合わせによって真価を発揮するスキルもあるという。 ©日本一ソフトウェア

プレイヤーは、毎週授業のスケジュールを立て、7人の生徒を育成。選択した科目に応じて、体力や判断力などの「基礎力」が上昇し、スキルを習得できるという。スキルは、アクティブスキルとパッシブスキルをあわせて約300種と膨大だ。スキルには装備数に上限があり、戦う相手にあわせて取捨選択する。組み合わせ次第で真価を発揮するスキルもあるようだ。

  • 戦闘はコマンドバトル形式。元AUT隊員としての経験を活かし、的確な指揮で勝利に導く ©日本一ソフトウェア

戦闘では、生徒たちが提案してくる行動の中から、1ターンに1つだけ行動を選択するコマンドバトル形式となる。バッドエンドを迎えたり、特定の条件を達成したりする度に、2周目のプレイから好条件でゲームを進めるためのボーナスを獲得できる仕様とだそう。

通常版のほか、BGMをすべて収録したサウンドトラックCDと、ゲーム内イラストなどを収録したブックレットをセットにした「Nippon1.jpショップ限定版(10,1968円)」もラインアップする。

ネット上では「面白そうだな…。バッドエンドとかめっちゃ気になる」「戦闘の雰囲気がめっちゃクリミナルガールズ思い出すと思ったら開発の責任者の方が同じ方でした」「なんかよさそう」「シカトリスはゲーム性がクリガなので多分面白い」などの声が寄せられた。