個性の強いキャラクターたちと奇想天外なドラマで、子どもから大人まで魅了している特撮ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)が、2023年2月26日に最終回を迎える。脳人のひとり・ソノニを演じた宮崎あみさが、最終回に向けた思いを語った。

宮崎は、本作が女優デビュー作。3月20日には待望のファースト写真集『1920』(集英社)の発売を控え、ますます注目を集めている。

――『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が、いよいよ最終回を迎えます。

全然実感が湧かないです。長いようで早い1年間でした。私自身がドンブラロスになりそうです。普段あまり泣く事がなくクランクアップの日は絶対泣かないと思っていたですが、いざ終わったら大号泣でした。宮崎あみさ、女優として初の作品のラスト回をぜひ見届けてください!!

――ソノニ役にはどのような思いがありますか。

ドンブラが始まってからずっと、私自身ソノニちゃんにはちゃんと愛を知ってからこの物語が終わって欲しいって願っていたので、ソノニが翼と絡んで愛を知っていくごとに成長していく姿が見れてとても嬉しいかったですし、最後の方は我が子を見ている親の気持ちになってました。1年間演じていく中でソノニとして愛を知りたいと思う気持ちが強くなり、ソノニちゃんが愛を知る度に自分の演技ぐっと深まったと思います。

――改めて『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の一年を振り返っていかがですか?

こんな素敵な作品に関われた事とても光栄でした! キャラクターそれぞれに様々な思いがありそのキャラクターが何かを学び変化していくのを1話見る度にワクワク、ドキドキさせられました。最初は思っていたように演じられなくて悩みばかりで、その中で同じ脳人の2人にアドバイスを頂いたり、脳人会議をしたりと、とても助けられました。素敵なキャストにもスタッフさんにも恵まれそしてファンの方にも出会うことができてとても楽しい1年間でした!

――3月20日に発売されるファースト写真集『1920』は、そんな19歳から20歳にかけての女優として歩み始めた1年間を撮り下ろしたものということですが、どのような内容になっていますか?

少女が女性に変化していく1年間を追った作品になっています。中を見ていくとわかると思うんですけど、19歳の最初の写真と20歳の写真を見比べると目に見えて大人になったなと感じられると私は思ってます!

――1年間、写真集の撮影を進めていく中で、心境や撮られ方に変化はありましたか?

19歳の頃は可愛い系の女の子になりたいと思って見た目とか意識していたんですが、20歳になって女優になりたいなと感じ始めてからは清楚系のキレイなお姉さんになりたいと思ったのが私の中ではかなりの心境の変化だと思います。

――今後の目標を聞かせてください。

1年間ドラマに出演させて頂き、最初はやりたい事がいくつかあったんですが、撮影を重ねていくうちに、「演技楽しいな」と「演技がやりたい!」と強く思うようになりました。これから沢山の作品に女優としてぜひ出演していきたいです。

  • ファースト写真集『1920』より