パナソニック コネクトは、同社製ノートPC「Let's note」(レッツノート)の法人向け製品「SR3」を2月下旬から順次販売開始する。国内PCメーカーとして初めて、DFCI(デバイス ファームウェア構成インターフェイス)に対応したことが特徴だ。価格はオープン。

  • 法人向けの「レッツノート SR3」

法人向け「レッツノート SR3」は、DFCI(デバイス ファームウェア構成インターフェイス)に対応した12.4型のモバイルPC。DFCI対応により、企業でPCを導入・運用する際に必要なBIOS設定を手動で行うことなく、Microsoft Intuneを使ってクラウド上で設定を行えるため、PCのセキュリティ対策がしやすくなり、IT担当者の負荷も軽減できる。

OSはWindows 11 ProまたはWindows 10 Proを選択可能(Windows 10 ProはWindows 11 Proダウングレード権行使)。マイクロソフトが提唱する、ファームウェア攻撃からPCを守るデバイスセキュリティー要件「Secured-core PC」に標準で対応するほか、Windows Helloを強化した「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」にて顔認証と指紋認証の認証データを分離して保護し、そのデータが通信されるチャネルをセキュリティで保護できる。

また、PCの盗難や紛失時に、電源オフの状態でもデータを遠隔消去できる「TRUST DELETE Biz(HDD/SSD遠隔データ消去)」にも対応する。

ラインナップは通常モデルのほか、5Gモデルやタッチパネルモデルも用意。詳細は別記事「いま必要とされる『Let's note』へ、『Let's note SR3』を強化したパナソニック」に詳しい。