キッザニアで3歳の少年が放ったある言葉に多くの大人たちが共感を寄せています。大人ならブンブン音がするくらいうなずいてしまうかも!

  • 通貨を握る手にも力が…(@manta_oyogu_aより引用)

お子さんとのエピソードをTwitterに投稿し、注目を集めているのはマンタ(@manta_oyogu_a)さん。キッザニアは東京や福岡などにある子ども向けのテーマパークで、裁判官、警察官、医師、ベーカリーショップ、証券会社などなど、さまざまな職業を体験しながらお給料(専用通貨)を受け取ることができます。

そんなキッザニアに遊びに行った時、消防士としてのお仕事体験を終えた3歳のお子さんが「もうお仕事したくない」と、ぐずってしまったのだそうです。マンタさんも思わず「わかる」と同意してしまうのでしたが……その歳にして仕事の大変さをわかってしまったん?

このエピソードを紹介した投稿がTwitterで拡散。「うちも一日中キッザニアでバイトを掛け持ちしながら稼いだお金がスポンジ一個になった時…。泣きました」「うちは『はたらきたくない』と言いまして、わかる、ってなりました」と同じような体験をした人、「そのくらいの歳でそれを知ってしまったか」「気づいてしまったか」と感心する人、「とてもとてもよくわかる」「毎日大人はそうして生きているんだよ…」と強く共感する人など、多くの大人たちからたくさんの反響が寄せられています。

マンタさんに話を聞いてみたところ、初めてのキッザニアということもあり、息子さんも少々"場所見知り"してしまったかもしれないとのこと。そんな息子さんに、スタッフさんたちはとても優しく声をかけてくれていたのだそうです。なるほどそうだったのか、ということで当時の状況について詳しく聞いてみました。

ーーお子さんの発言が出た際の状況について教えてください。

消防士のお仕事をしていて、無事にお仕事はできたのですが、そのあとにぐずってこの言葉でした。場の空気に少し飲まれてしまって心がめげてしまったようです。

――無事にやりきったあとの言葉だったんですね。息子さんになんと声をかけたのでしょうか?

何もかもイヤになってしまっていたので、「もうお仕事したくないかー。そしたら"はとバス"乗る?」と仕事ではなく、お客さんとして乗ることのできる息子の大好きなバスを提案しました。バスに乗ったことで元気が出て、そのあとは宅急便やさんなどのお仕事に挑戦していました。

ーーリフレッシュすることで、その後は楽しんでお仕事に取り組めたのですね。そんな息子さんのコメントに、大きな反響が寄せられています。

息子の言葉にいろんな人から「わかる」と反応いただいて面白かったです。わたしもまず「わかる」と思いました。

大きな共感を呼んだ今回の投稿、大人の皆さんはどう思いましたか?