ヤフーは2月21日、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」および地図アプリ「Yahoo! MAP」において、JR東日本/小田急電鉄の一部の在来線や新幹線などの具体的な遅延情報と乗車列車の走行位置が確認できる「列車のリアルタイム情報」機能の提供を開始した。それぞれのアプリを最新版にアップデートすれば利用できる。
この機能は、列車の遅れや位置などのリアルタイムデータを集約・管理するJR東日本の「リアルタイムデータ連携基盤」と連携してJR東日本と小田急電鉄のリアルタイムデータを活用することにより実現したもの。
本機能により、「乗車する予定の列車がどのくらい遅延しているか」「乗車している列車が今どのあたりを走行しているか」を一目で確認できるようになる。何分遅延しているかを具体的な確認できるので、列車が定刻通りに到着していないときに「次の乗り換えに間に合うか」「別のルートで移動したほうがよいか」などを検討できる。また、乗車列車の走行位置を一目で確認できるため、「あとどのくらいで列車が到着するか」を確かめられる。
対応する路線は下記のとおり。
- JR東日本(在来線):首都圏および仙台圏の主な線区・区間
- JR東日本(新幹線):東北・北海道新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線
- 小田急電鉄:小田原線、江ノ島線、多摩線
列車の遅延情報は、時間通りに運行されている場合は「ほぼ定刻」、遅延がある場合は「約〇分遅れ」と表示される。遅延の場合は、当初予定の発着時間を打消し線で消去した下に赤文字で遅延の影響を反映した予想発着時刻が表示される。
乗車列車の走行位置は、矢印アイコンで走行区間・位置を表示する。区間内を走行中には通過する駅が全て表示されるが、停車駅数の表示部分をタップして折りたたむこともできる。