タレントのファーストサマーウイカが、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演することが21日、発表された。大河ドラマ初出演で、主人公・紫式部のライバル・清少納言を演じる。

ファーストサマーウイカ

大河ドラマ第63作となる『光る君へ』は、平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く物語。吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じ、大石静氏が脚本を手がける。

ファーストサマーウイカが演じる清少納言は、歌人・清原元輔の娘。才気煥発。一条天皇に入内した定子のもとに女房として出仕し、心からの忠誠を尽くす。『枕草子』は紫式部や道長にも影響を与えることに。

ファーストサマーウイカのコメントは以下の通り。

■演じる人物の印象と意気込み

清少納言は、聡明で勝気、あけすけだけどウィットに富んだ辛口ブロガーの第一人者、という印象です。日常のあるあるネタや女の愚痴をおもしろおかしく描く一方で、繊細で愛情深い一面もあり、とても1000年も前の人とは思えないほど、親近感の沸く、人間味のある魅力的な女性だなと感じています。紫式部との関係性、定子への敬慕の念や私生活など、謎多き部分もどう描かれるのか今から楽しみです。プレッシャーに負けず精一杯頑張ります!

■大河ドラマ出演歴・思い出など

初出演です。大河ドラマは、やはり「男たちの戦」という印象が強く、史実に基づいた生死に関わるつらいシーンも多いイメージです。ですが、今作では宮中の女社会や、和歌や逢瀬などのラブストーリー、みやびで華やかなシーンもみられるのでは? と非常にワクワクしています!

■およそ1,000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ

歴史の中でも特に女性がカラフルで鮮やかな色彩の時代だったので、衣装やメイクは非常に興味深いです。また、寝室や風呂など、絵巻のような平面ではわかりづらい部屋や宮中の様子がスタジオセットではどうなっているのかとても楽しみです!

■古都京都の印象や思い出

大阪府出身としては唯一の「府」仲間、ご近所さんで、学校行事や家族ともよく訪れました。他県より身近に感じ ているにも関わらず、知らない歴史もまだまだたくさんあって魅力の尽きないところです。