関家具は2月16日、「インテリア選びと収納に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2022年11月21日〜22日、25歳〜44歳の全国の男女500人を対象に行われたもの。
まず、家具選びにおいて何を重視するか聞いたところ、「デザイン性」が70.0%で最多となり、以下「価格」が66.4%、「サイズ感」が54.4%で続いた。
また、「収納力」(38.2%)や「掃除・手入れのしやすさ」(33.2%)など、使い勝手に関する内容や「どれくらい長く使えそうか」(29.0%)なども3割弱〜4割以上見られた。ブランドで選ぶ人はわずか2割ほどにとどまっている。
家具選びにおいて、自宅の家電のデザインを意識して選ぶことはあるか尋ねると、32.8%が「よくある」、37.8%が「たまにある」と回答。合わせて7割以上が手持ちの家電のデザインを意識して家具を選んでいる事が分かった。
家電のデザインのどのような部分を意識して選んでいるかについては、「デザインや家電との相性」が81.3%で最も多く、次いで「サイズ」が68.3%、「使い勝手」が60.3%で続いた。
リビング・ダイニング・キッチンの収納スペースにおいて不満を感じている事について聞いてみると、「収納スペースが足りていない」(65.7%)、「物が多く、生活感が出ている」(53.7%)、「置き場所が限られているため、買うことができないものがある」(32.3%)の順に多い結果となった。
本当は買い替えたいものの買い替えられていないインテリアについて尋ねると、「ソファ」が33.8%で最多となり、次いで「ダイニングテーブル」が24.4%、「TVボード」が23.2%で続いた。また、収納家具(TVボード+食器棚+シェルフ・キャビネット)でまとめると、50.6%に達する結果に。
収納家具を買い替えられていない理由として多いのは、「家具を置く十分なスペースがない」や「家具選びの時間がない」「ライフスタイルの変化があり、まだ買い替える時期ではないから」などとなっている。