元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が14日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也公式チャンネル】』に出演。動画「古田敦也が『もっと評価されていい』と思う 歴代WBC日本代表選手は?【フルタの方程式AWARDS】」内で、2009年のワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)でキャッチャーを務めた城島健司氏の“あるプレー”を称賛した。
同チャンネルでは今回、これまでのWBCにおける「もっと評価されてもいいと思うプレー」を視聴者から募集。そのなかで、該当の映像を観た古田氏が「もっと評価されてもいい理由」を当てる企画が実施され、2009年大会で日本が優勝を決めた瞬間の映像がピックアップされる。
この瞬間について、古田氏は「一番評価されるのはダルビッシュを抑えに持っていったってことですからね」と触れつつ、「城島が勝ったボールをちゃんと見せてるっていうのが、僕はすごくいいなと思う」と、ダルビッシュが相手バッターを三振にとったウイニングボールを城島がしっかりと掲げている点を評価。
続けて「ウイニングボールっていうのはもしかしたら殿堂に飾られたりするような、すごいボールなんですよ」「たぶん(原辰徳)監督に渡すか、王(貞治)会長に渡すかなんですよね」「この後たぶん、(城島は)ポケットに入れてると思うんですよ」「これからごちゃごちゃするじゃないですか? 人が(マウンドに)集まってきて」「だからボールを見せたってところを僕はもう少し評価したいですよ」と説明した。
また、2006年大会の優勝決定時にキャッチャーを務めていた里崎智也氏が、ウイニングボールをキャッチャーミットに入れたままにしていたことを引き合いに出し、「里崎は見せてないでしょ? あいつ興奮しすぎなんですよ」「ミットの中やったら落とす可能性あるでしょ?」と解説していた。