ARINAが運営する教育メディア「おうち教材の森」は2月17日、「子どもの習い事を選ぶ時に優先することは?」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は1月17日、全国の中学生以下の子どもを持つ親200人を対象に、インターネットで実施した。

  • 子どもの習い事を選ぶ時に優先することは?(写真:PIXTA)

子どもの習い事を選ぶ時に優先することを尋ねたところ、最も多い回答は「子どもの意志」(141人)だった。理由としては「本人の意思がないとやる意味がないから」「やる気がないと続かないから」「中には少し無理やりのほうが結果がついてくる時もあるが、自主性を重きにおく」といった点が挙げられた。

2位は「将来に役に立つかどうか」(18人)だった。「子どもの意思も大事だが、大人になってから後悔する事もあるし、子どもの将来の方向性を広げるために役にたちそうな習い事を習わせたい」「将来、稼げる人材に育成したいため」「役に立たないことに投資しても仕方がないから」といった理由が多かった。

3位は「費用」(12人)だった。「やはり費用が1番気になる。習い事はさせたいが、月の月謝が高いとためらう」「どんなに良い習い事でも、費用が高すぎると続けさせられないから」といった声が寄せられた。

「送り迎えのしやすさ」も、3位にランクインした。「共働きで、夫婦共にシフト制の仕事なので決まった休みがない中で、子どもの送り迎えが可能かどうかが1番重要である」「毎回のことだから送り迎えのしやすさが重要」などの声が多かった。

  • 子どもの習い事を選ぶ時に優先することは?

5位は「コーチ・講師が優れているか」(9人)だった。理由としては、「習い事に通っても講師が違うだけで能力の伸びが違う事を自分が体験したため」「子どもも教育も兼ねているため、優れた指導者である必要があると考えてます」「優秀な大人と交流することはとても大事」といったものだった。

6位は「効果」(6人)で、「長い時間をかけて、お金を払っているのだから成果がないと意味がない」「どんなに有名塾でも、効果がなければ意味はないから」などの声が寄せられた。