米Appleが公開した標準ブラウザ「Safari」の次期ベータ版「Safari 16.4」において、映像コーデック「AV1」への対応が行われている。海外ニュースサイト「VideoCardz」が報じた。
高い圧縮効率で高品質な映像の伝送に用いられる「AV1」コーデックが、Apple標準ブラウザ「Safari」のベータ版で有効化されたという内容。対応環境向けにはYouTubeなどですでに実用化されており、Google Chromeなどでも利用できる。
ただ、AppleのM1 / M2にはAV1コーデック用のハードウェアアクセラレーターが搭載されていない。現在SafariはWindows向けに提供されていないため、対応デバイスは極めて少ないことがうかがえる(Mac Proの一部Radeon Pro搭載モデルなどでは利用できる)。