MMD研究所は2月20日、経済圏利用についてキャリア軸で見た「大手4キャリアの関連サービス利用実態調査」の結果を発表した。
このレポートは1月27日〜1月30日、18歳〜69歳の大手4キャリアユーザー2,000人(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル 各500人ずつ)を対象に実施した調査結果に基づく。
契約しているキャリアが提供している携帯電話契約以外の関連サービスをいくつ利用しているのか質問すると、「0個(携帯電話の契約だけをしている)」の割合は17.0%、1個以上利用している割合は73.9%。利用している数の平均は2.7個であった。
携帯電話契約以外のキャリア関連サービスを1個以上利用している割合を大手4キャリアユーザー別に見ると、楽天モバイルユーザーが86.2%と最多で、次にドコモユーザーが71.6%、ソフトバンクユーザーが71.2%。
利用サービス数は、楽天モバイルユーザーが平均4.2個で最多、次にソフトバンクユーザーが平均2.3個、ドコモユーザーとauユーザーが平均2.0個となった。
携帯電話契約以外の関連サービスを利用する理由を複数回答で尋ねると、「まとめるとポイントが貯めやすいから」が29.6%で最多となり、次に「ポイント獲得を意識しなくても、ポイントが貯まるから」が26.3%、「ポイントを余らせることなく使用できるから」が21.2%。
利用している携帯電話契約以外の関連サービスの種類を複数回答で聞いたところ、「ポイント」が71.1%と最も多く、次に「QR・バーコード決済」が43.7%、「クレジットカード」が34.8%となった。
18歳~69歳の大手4キャリアユーザー2,000人を対象に、携帯電話契約以外のキャリア関連サービスの利用個数を増やしたいと思うか聞いたところ、「増やしたいと思う」と「やや増やしたいと思う」を合わせた割合は、楽天モバイルユーザーが32.8%で最多、次にドコモユーザーが22.0%、ソフトバンクユーザーが20.0%となった。