LinkedInは2月16日、「日本で今、最も需要の高いスキル」のトップ10を発表した。同ランキングは、LinkedInに掲載された求人情報、リクルーターからInMailを受け取ったメンバー(会員)が保有するスキル、採用されたメンバーが保有するスキルを集計したものとなっている。集計期間は2022年4月〜10月。
同ランキングの1位は「営業」となり、2位は「英語」が続いた。個人のパフォーマンスに関するスキルの需要が高い一方で、「マネジメント」(3位)、「コミュニケーション」(6位)、「リーダーシップ」(9位)といった、チームや組織の運営に関わるスキルや「プロジェクトマネジメント」(4位)、「マーケティング」(5位)、「戦略的思考」(7位)、「調査・分析」(8位)、「事業開発」(10位)といったプロジェクトの戦略や推進に関するスキルが求められている傾向がみられたとのこと。
同社によると、現在の人材市場では、採用や人材確保において経歴や学歴よりもスキルを最も重視する「スキルファースト」の人材戦略が注目されているという。時代やビジネスの変化に合わせて、自身の持つスキルを高めること、また、新しいスキルを学ぶことが今後ますます重要になると考えられる。