ベビーカレンダーは2月16日、「1月生まれベビーの名づけトレンド」を発表した。同調査は1月1日～25日、ベビーカレンダーのサービスを利用する8,312人を対象に、インターネットで実施した。

  • ＜1月生まれ ＞人気の名前ランキング

1月生まれの女の子の名前で最も多かったものは、「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凛(主なよみ:りん)」だった。「凛」が月間ランキング首位になったのは、2022年4月以来7カ月ぶりとなる。2021年12月から2022年4月まで5カ月連続で首位であったことから、特に冬場に人気が高まる傾向にある。

注目の名前は、12月の季語でもある「柚子湯」の「柚」を用いた名前で、人気ランキング50位以内には、9 位「柚希(主なよみ:ゆずき)」、27位「柚乃(主なよみ:ゆの)」、 39位「柚羽(主なよみ:ゆずは)」、46位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」「柚月(主なよみ:ゆづき)」と5つもランクインしている。

1月生まれの男の子に最も多く名づけられた名前は「湊(主なよみ:みなと、そう)」だった。2022年6月以降、8カ月連続で10位以内に入っている。

シンプルで力強い「一文字ネーム」も、10位中7つランクインした。 1月に急増したのは「暖(主なよみ:だん、はる、ひなた)」で、2022年12月26位から、1月は5位へと大きくランクアップしている。

FIFAワールドカップでゴールを決めた「堂安律(どうあん りつ)」選手の活躍の影響があるのか、7位の「律(主なよみ:りつ)」は、11月には16位、12月には9位、1月には7位へと上昇した。

1月生まれの女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位が「乃」、2位が「結」、3位が「莉」だった。

注目は「柚」と「凛」で、「柚」は12月の季語でもある「柚湯」を連想する漢字となっており、2022年12月20位から、1月は17位へとランクアップしている。人気の名前1位でもある「凛」は、例年冬場に人気が高まる傾向にあり、2022年12月の40位から、1月は25位へと大きくランクアップしている。

  • ＜1月生まれ＞女の子に人気の名前の漢字・よみランキング

1月生まれの男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位「大」だった。2022年12月も人気の高かった漢字「柊」が、1月の漢字ランキングでもTOP10に入っている。

冬らしさを感じる「柊」を用いた名前として、12位「柊(主なよみ:しゅう)」のほか、「柊真(主なよみ:しゅうま)」、「柊羽(主なよみ:しゅう)」、「柊斗(主なよみ:しゅうと)」、「柊磨(主なよみ:しゅうま)」などが人気だった。

1月生まれの男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「りく」、2位「はると」、3位「ゆいと」だった。新年の初日の出を彷彿とさせる「あさひ」は、よみランキング8位にランクインしている。

  • ＜1月生まれ＞男の子に人気の名前の漢字・よみランキング