小田急電鉄は3月1日、下北沢駅など7駅にて完全個室のベビーケアルーム「mamaroTM(ママロ)」を展開する。

  • ベビーケアルーム「mamaroTM」

ベビーケアルームの展開は、子育て世代の利用者に、小田急線をより快適に使ってもらうための取り組みとして行う。設置する駅は、小田急線の代々木八幡・下北沢・登戸・相模大野・秦野・大和・鶴間駅の7駅。乗換駅や駅構内に多目的スペースがない駅などから選定したが、今後、利用状況や要望等に応じて、常設箇所を検討していく。

「mamaroTM(ママロ)」は、Trim社製の設置型・可動式のベビーケアルームで、1.28㎡の空間にソファやスツール、コンセントがある完全プライベート空間。子どもを連れた保護者であれば、男女問わず誰でも利用可能。人目を気にせず、おむつ替えや授乳、離乳食、寝かしつけや着替えなどに利用できる。利用は無料。

  • ベビーケアルーム「mamaroTM」利用イメージ

利用時間は、7時30分~19時。時間外でも、駅係員へ声をかければ利用可能。

なお、室内設備はソファ、スツール、モニター、コンセントだが、ミルク用のお湯の提供やゴミ箱は設置していない。清掃スタッフによる1日1回以上の定期清掃のほか、駅係員による巡回時の簡易清掃を実施する。