同僚や友達、恋人などと行くカラオケ。せっかくなら上手に歌って場を盛り上げたいですよね。そこで本記事では、男性がカラオケで歌いやすい曲20選をご紹介。 あわせて、それぞれの曲の簡単な解説や、歌うときのポイントも解説します。
また、歌いやすい曲の基準など、選び方のポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
カラオケで男性が歌いやすい曲おすすめ20選
カラオケで男性が歌いやすい歌を20曲ご紹介します。「声が高めな方に向いている」「リズムがとりやすい」「息が続かない方でもOK」など、さまざまな観点で曲をチョイスしました。
最新のポップスからみんなで盛り上がれる懐かしの名曲までそろっています。ニーズに応じてご活用ください!
「前前前世」RADWIMPS
映画『君の名は。』の挿入歌として2016年7月にリリースされたRADWIMPSの「前前前世」。アップテンポでノリが良く、覚えやすい曲です。音域も広すぎないので、発声で苦労する部分もあまりないでしょう。
ただ、一部歌詞が詰まっている部分があります。やや早口気味で歌うことになるので、歌詞をある程度覚えていないと遅れがちになってしまう点に注意。事前にしっかり練習しておきましょう。
「RAIN」SEKAI NO OWARI
ジブリ作品の映画『メアリと魔女の花』の主題歌として2017年7月にリリースされた、SEKAI NO OWARIの「RAIN」。比較的ゆっくりなミドルテンポで、リムズをとりやすい曲です。全体を通して音域が低めな上、音程のアップダウンも少ないので、音域に自信がない方でも歌いやすいでしょう。
落ち着いた曲調なので、序盤ではなく中盤~終盤に歌うのがおすすめ。優しい雰囲気に合わせて柔らかく歌うことを意識してみてください。
「旅路」藤井風
ドラマ『にじいろカルテ』の主題歌として 2021年3月にリリースされた藤井風の「旅路」。ゆったりとしたスローテンポが心地よく、落ち着いて歌える曲です。
音程のアップダウンが激しいものやメロディーが難しいものが多い藤井風の曲の中では、比較的歌いやすい曲と言えるでしょう。音域も低めなので、高音が出にくい方にもおすすめです。原曲の雰囲気が活きるよう、力まず自然体に歌うことを心がけてみてください。
「さよならエレジー」菅田将暉
ドラマ『トドメの接吻』の主題歌として2018年2月にリリースされた菅田将暉の「さよならエレジー」。アップテンポですがメロディーに対して歌詞が少なめなので焦らずに歌えます。
いきなり高音になったり低音になったりすることなく、音域も安定しているので歌いやすいでしょう。上手く歌うポイントは、メリハリを意識すること。Aメロはやや抑えめ、Bメロで少し力を入れサビは力強く、というように抑揚をつけて歌ってみてください。
「アイネクライネ」米津玄師
米津玄師の曲の中でも根強い人気を誇る、2014年4月リリースの「アイネクライネ」。米津玄師の曲はメロディーが複雑で歌いこなすのは難しいというのが正直なところですが、それでも歌いたいという方は多いでしょう。
この曲も決して簡単とは言えませんが、音域が低めなので米津玄師の曲の中では比較的歌いやすいと言えます。ただし、音程をとるのがやや難しいので、事前にしっかりと音の動きを覚えてから挑戦してみてください。
「SUN」星野源
ドラマ『心がポキッとね』の主題歌として2015年5月にリリースされた星野源の「SUN」。軽やかでリズミカルなテンポが特徴的で、覚えやすい一曲です。
高音になる部分が少ないので、高い声を出すのが苦手な方でもマスターしやすい曲と言えます。サビで一部やや高音になりますが、ここは裏声を上手く使いましょう。明るい雰囲気の曲なので、場を盛り上げたい序盤に歌うのがおすすめです。
「水平線」back number
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の応援ソングとして書き下ろされ、2021年8月に配信リリースされたback numberの「水平線」。back numberの曲も音程が難しいことで有名ですが、この曲は比較的アップダウンが少なめなので歌いやすいでしょう。
音域も高音は少なく低めの音が中心なので、落ち着いて歌えます。大サビでの転調後に少し高音になる部分がありますが、ここは裏声を使うのがおすすめです。
「恋人ごっこ」マカロニえんぴつ
Hondaとのコラボ楽曲として2020年2月にリリースされたマカロニえんぴつの「恋人ごっこ」。キャッチーなメロディーでリズムに乗りやすく、音程も比較的一定なので覚えるのも難しくない曲と言えます。
ただ、後半にテンポが変わる点に注意。上手く切り替えられるよう、しっかり予習をしておきましょう。明るく楽しい雰囲気なので、盛り上げたいタイミングで歌うのがおすすめです。
「海の声」浦島太郎
俳優・桐谷健太が浦島太郎名義で2015年7月にリリースした「海の声」。低音中心で音域が狭く、メロディーも覚えやすいので歌いやすいと言えるでしょう。
だだし、音程の変化が少なくテンポも一定なので、抑揚を意識しないと単調になってしまいます。メリハリがつくよう、感情を込めてところどころ力強く歌ってみてください。発音をしっかりと意識するのも完成度を高めるポイントです。
「Rising Sun」EXILE
東日本大震災の復興支援ソングとして2011年9月にリリースされたEXILEの「Rising Sun」。アップテンポですが、歌詞が少なめで音程のアップダウンもあまりないので歌いやすい曲と言えます。
ただし、全体的に低音中心というわけではなく、サビでやや高音もあるので、声が低い方にはおすすめできません。中音域~高音域の方であれば問題ないでしょう。知名度抜群なので、1曲目に歌うと盛り上がること間違いなしです。
「キセキ」GReeeeN
ドラマ『ROOKIES』の主題歌として2008年5月にリリースされたGReeeeNの「キセキ」。音域はやや高めですが、リズムや音程が比較的一定なので覚えやすく、声が高めの人にはおすすめです。
歌詞はメロディーに対して少しだけ多めなので、テンポがずれてしまわないよう注意が必要。遅れないようタイミングをしっかりと意識しながら歌いましょう。青春ドラマ感あふれるドラマチックな曲調なので、最後の締めの一曲として歌うのにおすすめです
「世界に一つだけの花」SMAP
槇原敬之作詞・作曲でドラマ「僕の生きる道」の主題歌にも起用された2003年3月リリースのSMAPの「世界に一つだけの花」。高音が少なく音程の上げ下げも控えめ、落ち着きのあるミドルテンポが続くので、カラオケに自信がない方でも歌いやすいでしょう。
幅広い世代に知られる有名な曲なので、会社の上司や取引先などとカラオケに行く際に歌うと良いかもしれません。周囲を巻き込んで歌うことができるので、恥ずかしがり屋の方にもおすすめです。
「明日があるさ」ウルフルズ
坂本九のカバー曲で2001年2月にリリースされたウルフルズの「明日があるさ」。リズムが取りやすく音域も狭いので、初心者の方にもぴったりの一曲です。
ただ、サビがどんどん転調していくので、その点には注意が必要。事前に転調の仕方をしっかりマスターしておきましょう。また、ぼそぼそと歌うと曲の雰囲気が損なわれるので、ハキハキと明るく元気に歌うことを心がけてみてください。
「口唇」GLAY
『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』のエンディングに起用されていた1997年5月リリースのGLAYの「口唇」。GLAYの曲も難しいものが多く、この曲も音域自体は高いですが、音程のアップダウンは控えめなので、高音域の方にはおすすめです。
テンポは基本一定ですが、疾走感のあるメロディーで一部歌詞がやや早くなるパートがあるので、遅れないように注意してください。予習するときは、この部分を重点的に練習することをおすすめします。
「TRUE LOVE」藤井フミヤ
ドラマ『あすなろ白書』の主題歌に使用されたことで知られる1993年11月リリースの藤井フミヤの「TRUE LOVE」。やや音程のアップダウンはありますが、メロディーが覚えやすいので比較的歌いやすいと言えるでしょう。
また、バラードにしてはテンポが早めで歌いやすいので、「バラードだといつも息が持たない」「バラードはゆっくりしすぎていて途中でメロディーを見失う」という方にもおすすめです。
「涙のキッス」サザンオールスターズ
ドラマ「ずっとあなたが好きだった』の主題歌として有名な1992年7月リリースのサザンオールスターズの「涙のキッス」。サザンオールスターズの曲の中では音域がそこまで広くなく、歌いやすい曲です。
ムーディーな曲調なので、意中の女性とカラオケに行くときに特におすすめ。歌うときは一つひとつの言葉を大切にしながら気持ちを込めて歌ってみてください。上手く歌いこなせれば、進展に一歩近づくかもしれません。
「君がいるだけで」米米CLUB
ドラマ『素顔のままで』のテーマソングに使用された1992年5月リリースの米米CLUBの「君がいるだけで」。音程の上がり下がりが難しい部分はありますが、ミドルテンポでメロディーも覚えやすいので、コツを掴めば難しくないでしょう。
高音の部分は、焦らず丁寧に歌うのがポイント。ゆったりめのテンポでリズムは取りやすいので、落ち着いて挑めば乗り切れます。大サビは転調して高くなるので、高音に自信がない場合はキーをあらかじめ下げておくのがおすすめです。
「少年時代」井上陽水
タイトルと同名の映画主題歌として1990年9月にリリースされた井上陽水の「少年時代」。ゆったりとしたスローテンポに低音が中心なので、覚えやすく歌いやすいでしょう。
主題歌以外にもさまざまな商品のCMソングに使用され、音楽の教科書にも掲載されていることから幅広い世代に知名度のある一曲です。テンポが一定なので、少し抑揚を意識するとより上手に聞こえます。
「Runner」爆風スランプ
24時間テレビの応援歌でよく流れる曲として有名な1988年10月リリースの、爆風スランプの「Runner」。高音が少ないので、音域が狭い方でも歌いやすいおすすめの一曲です。
テンポも一定でリズミカルなので、初めて聞く場合でも比較的早く覚えられるでしょう。 また、この曲は声量を大きめにすることがポイント。よりカッコよく魅せるためにも、原曲の歌い方を真似してみると良いかもしれません。声の大きさに自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」郷ひろみ
国鉄のキャンペーンソングとして使用された1984年2月リリースの郷ひろみの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」。少しメロディーが難しい部分もありますが、軽快なテンポでリズムに乗りやすい曲です。
リリースから30年以上経っていますが、バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中で使用されたことから、若い世代にも知名度があるので、幅広い世代が参加するカラオケ向きの曲と言えます。少しモノマネするとさらに盛り上がるので、何度も聞いて特徴を掴んでみてください。
男性がカラオケで歌いやすい曲とは? 選び方のポイントを紹介
紹介した20曲以外にも、歌いやすい曲は多くあります。「この曲を歌ってみたいけれど、歌えるかな? 」と不安に思ったときは、次のポイントに気をつけてみましょう。
自分のキーに合った曲
1つ目のポイントは「自分のキーに合った曲」を選ぶことです。音域が自分の声に合っていれば合っているほど歌いやすくなります。
カラオケの場合キーを下げて歌う方法もありますが、聞き慣れたキーで歌う方が歌いやすいので、原曲のキーが自分の音域にあっているものを選ぶのがおすすめです。自分の音域がわからない場合は、さまざまな曲を歌ってみて、合うものを見つけましょう。
音域の幅が広すぎない曲
2つ目のポイントは「音域の幅が広すぎない曲」を選ぶこと。音がいきなり高くなったり低くなったりする歌は、ある程度の技術がないと音程をとることが難しいです。
歌にあまり自信がない場合は、高音部と低音部の幅が狭い曲をチョイスしましょう。
テンポが速すぎない・遅すぎない曲
3つ目のポイントは「テンポが速すぎない・遅すぎない曲」を選ぶことです。テンポが極端に速い、または遅い曲はリズムとるのに苦労します。
初心者の方にはミドルテンポの曲が比較的マスターしやすくておすすめ。少し自身のある方はアップテンポにチャレンジしても良いでしょう。
メロディが複雑すぎない曲
4つ目のポイントは「メロディが複雑すぎない曲」を選ぶこと。音域が狭くてもメロディーが難しいとなかなか歌いこなせません。
日常生活で何回か聞いただけで自然とハミングしてしまうような、耳馴染みがいい曲をチョイスしましょう。
知名度の高い曲を選ぶことも大切
最後のポイントは、一緒に行く人の年齢層を意識し「知名度の高い曲」を選ぶことです。知名度は歌いやすさとは関係ないのでは? と思われがちですが、カラオケは友だちや同僚とのコミュニケーションの場。知らない曲を歌ってばかりだと、場がしらけて歌いにくくなります。
場をあたためて歌いやすい雰囲気を作ることも重要なポイントなので、なるべく多くの人が知っているようなヒット曲を1つは必ず入れるようにしましょう。
自分の特徴を把握して歌いやすい曲を見つけよう
今回は、男性がカラオケで歌いやすい20曲を厳選して紹介しました。曲選びには、自分の声や歌い方、何が苦手なのかを理解することが重要です。まずは自分の特徴をしっかりと把握してから曲を選びましょう。
また、周りの方と一緒に楽しむことも意識しながら選ぶのも大切。歌う場面を想像しながら、ぜひ自身の十八番を見つけてみてくださいね。