バイドゥは2月15日、「Z世代が選ぶ!!SNSでバズった!80年代・90年代ヒットソングTOP10」を発表した。同調査は1月13日~30日、10~24歳のSimejiユーザー585人を対象に、インターネットで実施した。

  • Z世代が選ぶ!!SNSでバズった!80年代・90年代ヒットソングTOP10

1位は、1993年の「ロマンスの神様(広瀬香美)」だった。冬の定番ソングにTikTokクリエイター『タイガ』が振り付けを考案し、ダンス動画を投稿したことがきっかけで圧倒的人気を獲得。「TikTokでよく踊ってみたとかの動画が出てきた」「余裕で踊れるわ」などの声が集まった。広瀬さん本人もダンス動画を投稿している。

2位は1998年の「愛のしるし(PUFFY)」だった。2022年8月に、5人組ダンスクリエイターHoodie famがTikTokに投稿した振り付け動画がバズりZ世代が注目した。「TikTokで何回も踊ったりした!」「中毒性があるメロディーで、1度聞くと頭から離れない」「踊っているインフルエンサーが多い」といったコメントが寄せられている。

3位は1990年の「夏祭り(ジッタリン・ジン)」となった。「TikTokなどでよく聞くし、好きな曲」「勢いはあるのに失恋して切ない感じがなんかいい」「歌ってみた動画が多くて、印象にのこってる!」などの声が集まった。ゲーム『太鼓の達人』でもお馴染みの楽曲で、ゲームをする中でこの楽曲を知ったZ世代もいるようだった。

4位‎には1995年の「残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)」がランクインした。Z世代にとってもカラオケの定番である有名なアニメソングで、「エヴァンゲリオンの有名な曲であり、この題名を出せば年齢を問わず、誰もがあの中毒性あるリズムを口にする」「テンションが爆上がり!!」などのコメントが寄せられた。

5位は1998年の「Timing~タイミング~(ブラックビスケッツ)」だった。25年前に発売されたこの楽曲に、ダンスでトレンドを生み出す3人組クリエイター『ローカルカンピオーネ』が振り付けを考案し、ダンス動画を投稿したところ、多くの若者が反応。Z世代に人気のアーティストNiziUやPerfumeも続々とダンス動画を投稿し話題となった。

6位は1994年の「違う、そうじゃない(鈴木雅之)」。「癖になって耳に残る」「これを聞いて学校で友達とよくうたった」など、中毒性のあるキャッチーなリズムとメロディが印象に残るという声が多かった。昨年、30年ぶりにNHK紅白歌合戦に鈴木が出場したことで、"初めて本人が歌う姿を見た!"というZ世代が続出した。

7位は1983年の「め組のひと(RATS&STAR)」だった。2010年に倖田來未さんがカバーしたことでも有名になった同曲は、リズムに合わせて踊るワンフレーズダンスがブームとなり、この曲を使った投稿はTikTokで2億5,000万回再生を突破するほど人気になった。

8位には1993年の「接吻 kiss(Original Love)」がランクインした。ダンサー・振付師として活動しているTikTokクリエイター『タイガ』が振り付けを考案し、ダンス動画を投稿したところ話題となった。Da-iCEやTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEなどZ世代に人気のダンス&ボーカルグループも次々とダンス動画を投稿している。

9位は1985年の「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)/荻野目洋子」だった。大阪府立登美丘高校ダンス部がバブリーなボディコン衣装を着て踊ったことで大きな話題となったこの曲は、「良く流れてくる曲第1位と言っても過言では無い」「流行ってみんなで歌って踊ってた」「保育園で踊ったことがある」との声が集まった。

10位は1981年の「フライディ・チャイナタウン(泰葉)」だった。80年代に流行った"シティポップ"と呼ばれる音楽を、有名アーティストが現代風にアップデートしたことでZ世代に再注目された曲のひとつ。「レトロな感じが好き」「耳に残る曲!」「YouTubeで聞いてたくらいすき」「イントロとサビが好き」「ショート動画で見る」などのコメントが寄せられた。