キッズラインは2月9日、「子育て政策を支える保育従事者に緊急調査」の結果を発表した。同調査は1月6日~13日、保育士158名を含む保育従事者234人を対象に、インターネットで実施した。

  • 政府は「異次元の少子化対策」を打ち出すと発表したが、この発表に対して期待していますか

政府は「異次元の少子化対策」を打ち出すと発表したが、この発表に対して期待しているか尋ねたところ、53.8%が「あまり期待していない」「まったく期待していない」と答えた。46.2%は「大いに期待」「少しは期待している」と回答している。

保育士の資格を持つ人に、保育士の待遇改善で「ぜひ実行してほしい」ものを尋ねると、94.9%が「給与のアップ」と答えた。注いで「保育以外の仕事の削減」(79.1%)、「休みが取りやすい、希望の時間に働けること」(67.7%)、「時間外手当の拡充」(59.5%)となっている。

  • 保育士の待遇改善で「ぜひ実行してほしい」ものは何ですか

保育士に、国が定めている現在の保育士の人員配置基準についてどう思うか聞くと、85.5%が「全体的に子どもの数に対して保育士が少なすぎる」と回答した。「適正な人員配置だと思う」は、6.3%にとどまっている。

  • 国が定めている現在の保育士の人員配置基準についてどう思いますか

保育施設で壁面制作を毎月手作りする作業についてどう思うか尋ねたところ、69.6%が「季節ごとに変えることには賛成だが、昨年のものを使うなど作業量を減らすべきだ」と回答した。「壁面制作自体をなくして保育の仕事に集中するべき」は12.7%、「子どもに季節の変化を教えるために、毎月作ることに意味があると思う」は8.2%だった。

  • 保育施設で壁面制作を毎月手作りする作業についてどう思いますか

保育士という職業にやりがいを感じたことがあるか尋ねると、98.7%が「感じたことが多々ある」「少し感じたことがある」と答えた。

  • 保育士という職業にやりがいを感じたことがありますか