俳優で歌手の香取慎吾と女優の松岡茉優がMCを務める読売テレビ・日本テレビ系ドキュメンタリー特番『伝説のアナザーネーム ~その名に秘められた変革者たちの物語~』が19日(15:30~16:55)に放送される。収録後、2人がコメントを寄せた。
偉大な功績を残した知られざるスゴイ方々が “アナザーネーム”を持つまでに至ったストーリーを再現VTRで紹介し、物事の本質を学んでいく新しい知的エンタテインメント番組。今回はメタバースプラットフォーム「cluster」上で、近鉄不動産株式会社が運営するメタバース空間「バーチャルあべのハルカス」で公開収録が実施された。香取がメタバース上で公開収録を行うのは初。世界のあらゆる場所から収録に訪れた観覧者、約2,500人と一緒に盛り上がった。収録開始時点ですでに数多くのアバター(観覧者)がステージ前に集合。香取が「みなさん、盛り上がってますか?」と呼びかけると、アバターたちから拍手が起き、ハートが送られ、その様子を見て松岡は「皆さん、小さくてかわいい~」とにっこり。香取は「新しい公開収録だね!」と目を丸くした。
放送当日にも収録が行われたメタバース空間が開放され、誰でも番組を視聴しながら空間を自由に出入りすることが可能(人数制限あり)。番組PR大使を務めるJPの裏実況も。また、YouTubeチャンネル『読売テレビニュース』では、現在メタバース空間での公開収録未公開トーク特別版が配信されている。
2人のコメントは以下の通り。
■香取慎吾
―――収録の感想を教えてください。
すごく楽しかったです。見終わった後に人に話したくなるような頭に残るエピソードがいっぱいでした。自分の“アナザーネーム”を考えたくなるような番組です。
―――メタバース空間で公開収録されていかがでしたか。
初めてメタバース空間に入った方も多かったと思うんですけど、僕もあまり経験がないので不安と楽しみの中、「今メタバースで公開収録やってます! 遊びに来れる人は是非来てね! メタバース空間で!?どうやって!?」とTwitterで告知しました。いざ始まってみると、久しぶりに番組の公開収録をやったなという手応えと、新しいことをしたという感覚があって。世界が変わっていく瞬間に立ち会えた気がしています。
―――今後メタバース空間でやってみたいことは。
「ライブできるじゃん」と。初めて入ったメタバース空間で、現実世界でやってきたライブの演出を思い返すと、メタバース空間での演出プランがぽろぽろと頭に浮かんでくる気がして。いろんなことができそうなので、ライブがやりたくなりました。
―――通常の番組収録と違ったメタバース収録ならではの緊張感や難しさはありましたか。
なかったことにびっくりしています。始まる前にJPさんが番組のPRをしてくれるところから、収録後、アバターたちが解散していく姿まで見ていましたが……なんだろうな、メタバースをまざまざと見せつけられた気持ちです。今後、こういう世界で生きていくことがありえるんだなって。始まる前に僕のファンの方のツイートを見ていると、最初は不安そうな方もたくさんいらっしゃったんですけど、じわじわと面白い、楽しいという声に変わっていって、進化していく姿を見れて面白かったです。難しさは全然なかったですね。現実の公開収録だと数十人の規模で、それももちろん達成感があるんだけど、今回は実は2,000人以上が見ていたということで、ちょっとすごいですね。どこかのホールでやったくらいの人たちが一緒に見ていたということですもんね。
■松岡茉優
―――収録の感想を教えてください。
VTRの作りがとても贅沢で見入ってしまいました。たくさんのキャストと、たくさんのお時間をかけて作られたのだろうなぁと。香取さんも驚いたり、笑われたり、とても楽しそうに見てらっしゃって、スタジオも楽しかったです。
―――様々なアナザーネームをご覧になり、特に印象に残ったことを教えてください。
皆さん共通されているように感じたのは「あきらめない」ということです。周りに驚かれても、ちょっと引かれてしまっても信じたことをあきらめない。そんな強さが格好よかったです。
―――メタバース空間で公開収録されていかがでしたか。
番組観覧などが少なくなっている昨今で、2,000人もの方と一緒に収録するなんて、現実ではなかなか難しいことなのでとても楽しく収録しました。皆さんがリアクションしてくださる姿もとてもかわいらしく、もっとリアクションの数が増えたらいいなぁと思いました。収録に挑んでくださった皆さん、ありがとうございました! 楽しかったですか? 私も参加する側でぜひその世界を見てみたいです。
―――香取さんと共演してみていかがでしたか。
少しの時間でしたが、お芝居でご一緒したことがあって。バラエティは初めてでした。ご自身がロケに行かれたVTRを見ながら補足説明をしてくれたり、あたたかい現場でした。はじめは、緊張してしまうかもしれない、と思っていたのですが、香取さんが常にやさしいオーラを放たれているのでむしろリラックスして収録を楽しみました。