JR東日本横浜支社は17日、南武線の支線(浜川崎~尻手間)に、現在運行している205系より省電力で運行できるE127系を転用改造して投入すると発表した。運用開始時期は2023年度(詳細な時期は未定)とのこと。
E127系は新潟地区などで活躍する片側3ドアの直流近郊形電車。南武線の支線(浜川崎~尻手間)への投入車両数は計4両(2両編成×2編成)とされ、転用改造後は車体帯を南武線支線用に変更する予定となっている。
車両のおもな特徴として、制御方式がVVVFインバータ制御となり、車両の消費電力を抑制して環境性能を向上させ、故障にも強い車両だという。ドアに半自動ドアスイッチを採用しており、車内の温度を保持しやすいメリットもある。客室に防犯カメラを設置し、ワンマン運転に対応。室内灯にLEDを採用する。