アドビは2月17日、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」およびモーショングラフィックスソフト「Adobe After Effects」の2月アップデートについてアナウンスした。
Adobe Premiere Pro
「Adobe Premiere Pro」の最新バージョン 23.2では、自動トーンマッピングのワークフローを簡素化。撮影素材や色空間が混在している場合でも、シークエンス上で統一された色を維持できるようになった。
オフライン編集のシーケンスロック - オフライン状態でも、重複版を作ることなくチームでのプロジェクト編集が可能となり、オンラインに戻った際にPublishボタンで編集内容を確認できる。
そのほか、音声のテキスト化機能が、新たにオランダ語、ノルウェー語、スウェーデン語に対応し、16ヶ国語で利用可能となった。
さらに、新しいリセットオプションにより、システムのメンテナンスとクリーンアップの作業を自動で行うことが可能となっている。
Adobe Premiere Pro 23.2アップデートについての詳細は、こちらのサイトに詳しい。
Adobe After Effects
「Adobe After Effects」の最新バージョン 23.2では、主に映画制作で使用されるカラーマネジメントソリューションであるOpenColorIO(OCIO)と、アカデミーカラーエンコーディングシステム(Academy Color Encoding System 、ACES)を統合。これにより、忠実に再現された色彩のコンテンツを、より大きなポストプロダクションのパイプラインに対して提供できる。
また、タイムライン内の選択したテキストレイヤーの重要なプロパティにすばやくアクセスできるプロパティパネル機能が、ベータ版として備わる。
Adobe After Effects 23.2アップデートについての詳細は、こちらのサイトで確認できる。