俳優の赤楚衛二が、4月期のTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜22:00~)に出演することが17日、発表された。主演の山田裕貴とバディを組む若き消防士役を演じる。

  • 赤楚衛二

本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメント。

このたび、山田演じる主人公の萱島直哉と同じくこの電車に乗り合わせた1人、白浜優斗(しらはま・ゆうと)役で赤楚衛二の出演が決定した。赤楚は2015年に金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』でテレビドラマデビュー以降、数々のドラマや映画に出演。2017~2018年放送の『仮面ライダービルド』(テレビ朝日)で注目を集め、2020年には初の連続ドラマ単独主演作『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ/テレビ東京)で一躍脚光を浴びた。昨年は金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』に出演し、現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』ではヒロインの幼馴染役を演じ話題を呼んでいる。今回、山田と初共演となる赤楚だが、実は同じ高校出身という共通点が。そんな2人が見せるバディに注目だ。

今作で赤楚が演じる白浜優斗は、心根が真っ直ぐな熱血漢で男気のある若き消防士。まだ経験は浅いが、いざという時は身を挺して他者を助け、極限の状況下でもリーダー格として動揺する乗客たちをまとめ、ひとりでも多くの命を助けようと奔走する。そこには過去の後悔、そしてある先輩との約束が大きく関係していて……。先の見えない中でも希望を忘れず皆を引っ張っていく優斗は、常にマイペースに状況を静観している直哉とは対照的。2人はなにかあるたびに意見が対立してしまう。極限状態の中でそれぞれが抱える過去や生きる理由、そして互いの本心を知ったときに変化していく2人の関係性も本作の見どころのひとつである。

山田演じる直哉や赤楚演じる優斗らと共にこのサバイバルを生き抜く個性豊かな登場人物たちは今後順次発表していく。心根は優しく、でもいざという時に周囲を驚かすような決断をする高校の体育教師・畑野紗枝(はたの・さえ)役は来週23日に発表予定とのこと。

■赤楚衛二

今回、山田裕貴くんと初めて共演させていただけるということで、お話を聞いたときからとても楽しみにしていました。山田くんは作品ごとにいろんな表情を見せる方だなという印象で、今から一緒にお芝居できることがとても楽しみです。僕は今回初めて消防士役に挑戦します。どんなときでも仲間を守れるような強い身体になれるよう、トレーニングを頑張っています。
脚本を読ませていただいて、今後どんな展開が待っているのかとても楽しみですし、SFやサバイバルなど色々な要素が込められているのでとてもワクワクしています。視聴者の皆様も、もしこの電車に乗って未来へ飛ばされてしまったら、自分ならどうするのか、そんなことを考えながら楽しんでいただけたらとてもうれしいです。

■プロデューサー・宮崎真佐子

赤楚さん演じる白浜優斗は、正義感あふれる実直な消防士です。キラキラした瞳で爽やかで優しい笑顔が魅力的な赤楚さんが、どんなときも力強く仲間を助け、信念を貫き通すという今までになくパワフルな役柄を演じる姿を見るのが、今からとても楽しみでワクワクしています。そして、極限のサバイバル生活の中で、優斗とは正反対の性格の持ち主である直哉・山田裕貴さんとぶつかりながらも次第に信頼関係を築いていくという、男性2人の胸が熱くなるようなバディ関係をぜひ楽しみにしていただけたらと思います!

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